1.次の4つの条件をすべて満たす請求書に限り、請求書の発行済み状態を取り消すことが
できます。
(1) 各得意先で最新の請求書(各得意先で前回分の請求書)
最新でない請求書でも、最新の請求書から順次取り消すことで当該条件を満たすことが
できます。
(2) 請求締日がSXの処理可能期間内の請求書
SXの処理可能期間は、フルメニュー画面の[F8日付変更]ボタンをクリックして表示
される画面で確認できます。
(3) FX2とHD連携している場合、請求締日がFX2で月次決算処理の未了月の請求書
FXとの仕訳連携機能を利用していない場合、あるいは利用している場合でも運用方法
がUSBメモリ等での連携の場合、当該条件を満たす必要はありません。
(4) [2001年04月版]以降で発行した請求書
2.請求書の発行済み状態を取り消す手順は、次のとおりです。
(1) フルメニュー「売上・請求」タブの「50 得意先からの過去請求問合せ」を選択します。
(2) 「得意先一覧」画面が表示されますので、発行済み請求書を取り消す得意先を選択しま
す。
(3) 「請求一覧表」画面が表示されますので、請求締日が最新の請求書(前回分の請求書)を
選択します。
※最新の請求書が「要差し替え」と表示されている場合は、発行取り消しができません。
該当の請求書を差し替え発行することで、発行取り消しができるようになります。
差し替え発行の手順の詳細は、次のQ&Aをご参照ください。
請求書が「要差し替え」となる原因と対処方法
(4) 「請求明細書」画面が表示されますので、[F6発行取消]ボタンをクリックします。
3.なお、請求締日を間違えて請求書を発行した等、大量の発行済み請求書を取り消す場合
は、「請求書の一括取り消し」機能が便利です。次の手順をご参照ください。
(1) フルメニュー「売上・請求」タブの「44 請求書の問合せ・再発行・発行取消」を選択し
ます。
(2) 「請求書問合せ条件の指定」画面が表示されますので、画面上部の「請求締日」欄の下
限と上限の双方に、間違えた請求締日を入力します。
(3) 間違えて印刷した際に請求先を得意先一覧から選択していた場合、画面上部の「請求先」
で同様に得意先を選択します。
(4) 画面下部の[検索開始]ボタンをクリックします。
(5) 「請求一覧表」画面が表示されますので、表示内容を確認後、画面下部の[一括取り消
し]ボタンをクリックします。
(6) 確認メッセージが表示されますので、取り消し可能な請求書の件数を確認の上、
[OK]ボタンをクリックします。