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Q&Aコーナー
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整理番号:0000194
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更 新 日:2025/01/09
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テーマ
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TOP20
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質問
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社員の月次の勤怠データを読み込む機能では、アマノ社の「TimeP@CK」シリーズ 以外の、エクセルや他の勤怠システムから出力したデータを読み込ませることはできますか?
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回答
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はい。 タイムレコーダ側の集計ソフトで、社員番号及びPXの入力項目(出勤時間や出勤日数、 残業時間等)をCSV形式で出力できれば、PXへ読み込ませることができます。 読込にあたっては、タイムレコーダ側で出力する項目とその並び順、PX側で読み込む際 の項目とその並び順を一致させる必要があります。 設定方法は以下のとおりです。
Ⅰ CSVファイルからの読込機能の利用設定 「補助機能」タブ-「51 システム制御情報の設定」の「CSVファイルからの勤怠 ・支給控除データ読込機能の利用設定」欄で、「読込機能を利用する」を選択する。
Ⅱ 読込レイアウトの設定 以下のいずれかの方法で読み込ませます。 1.PXに初期登録されている固定レイアウトを使用する方法 固定レイアウトを使用して読み込ませる場合には、他社ソフトで作成したCSVデータ の並び順を、使用する固定レイアウトに合わせる必要があります。 (1) 「補助機能」タブ-「21 給与データ読込レイアウトの設計」を開く。 (2) 「給与データ読込レイアウトの選択」で下記から使用するレイアウトを選択する。 ①全勤怠・支給控除項目 (固定レイアウト) ②全勤怠項目 (固定レイアウト) ③全支給控除項目 (固定レイアウト) (3) [読込方法の指定]で時間データの読込方法、空欄データの読込方法等を設定する。 (4) [テンプレートの切出]で作成したレイアウトをテンプレートとしてCSVファイルに切 り出す。
2.他社ソフトで作成したCSVデータの並び順に合わせて、専用のレイアウトを作成し、 読み込ませる方法 (1) 「補助機能」タブ-「21 給与データ読込レイアウトの設計」を開く。 (2) 「給与データ読込レイアウトの選択」で[F5 追加]をクリックする。 (3) 「設計項目の選択」で設計項目を選択する。 (4) [読込対象項目の設計]で他社ソフトで作成したCSVデータの並び順に合わせたレイア ウトを作成する。 (5) [読込方法の指定]で時間データの読込方法、空欄データの読込方法等を設定する。 (6) [テンプレートの切出]で作成したレイアウトをテンプレートとしてCSVファイルに切 り出す。
3.注意点 (1) CSV形式で時間項目を出力する場合、時と分の区切りは、ピリオド(.)区切または コロン(:)区切(※)で作成する必要があります。 ※ Excelでデータを作成・参照する際に、時間のデータは、コロン(:)区切で作成・ 表示する方法がありますが、形式により以下の通り違いがあります。 ①「hh:mm」形式(ex.「1:30」)は、読み込み可 ②「hh:mm:ss」形式(ex.「30:50:00」)は、読み込み不可
参考)Excel上で、ex.「1:30」と入力すると、「1:30」と登録されますが、 24時間以上の時間ex.「30:50」と入力すると「30:50:00」と変換されます。
(2) 空欄データ・ゼロデータの読込方法設定についての注意事項は下記の通りです。 ①複数回読み込ませる場合 (例)1回目のデータで、時間外手当B(平日)にデータが3時間と連動された後、 データを修正し、時間外手当B(平日)のデータが0時間となった場合、その データを「空欄・ゼロを読み込まない」設定で読み込ませると、1回目に連動し た3時間が残った状態となります。 ②固定給等にデータを読み込ませるレイアウトを利用する場合 (例)固定レイアウトを使用すると、基本給等(固定給)も読み込み可能となります。 空欄・ゼロを読み込む設定としている場合、CSVデータの基本給に空欄・ゼロ が入っていると、社員情報の「支給額等」タブに登録済みの基本給を空欄・ゼロ で上書きしてしまいます。 ③レイアウトを設計する場合 1)支給・控除項目については、給与体系毎に任意の項目を設定するため、給与体系毎に 連動する支給項目の位置や内容(属性)が異なる場合があります。 (例)支給項目1(基本給)の属性が、体系により異なる場合 正社員 :固定給 アルバイト:時給 支給項目1に連動する列にデータが1000円入ると、正社員は固定給、アルバイ トは時給単価として読み込まれます。 2)利用状況に応じて、給与体系毎にレイアウトを分けて利用をお願いします。 体系ごとにレイアウトを分けた場合、読み込み時にレイアウト選択を間違えないよう 注意してください。誤ったレイアウトで読み込むと、意図しない項目にデータが読み 込まれます。 (3) 社員番号で紐付けて読み込みます。各社員について、タイムレコーダ側の社員番号と PX側の社員番号を一致させる必要があります。
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