【確認する箇所を解説した動画は、こちら (2:19)
】
時間外手当欄の[詳細確認]ボタンから、計算内容および計算式が確認できます。
計算内容を確認し、手計算と相違となる点を確認してください。
詳細な確認箇所については以下のとおりです。
1.時間入力方法
「会社情報」タブ「1 基本情報」で、「時間入力方法」が60進法であるか、10進法
であるかを確認してください。
また、給与データの入力時に、その設定方法に基づいて60進法又は10進法で
正しく入力しているかどうかを確認してください。
2.基準内賃金区分の設定
「会社情報」タブの「9 給与体系情報」で、支給項目の「基準内賃金区分」の設定が
正しいかどうかを確認してください。
支給項目のうち、基準内賃金区分が「基準内」である項目の金額合計が時間外手当の
計算基礎となります。

<関連Q&A>
給与の支給項目で「基準内賃金」区分の「基準内」、「基準外」とする手当の内容
3.時間外手当掛率の参照先
「社員情報」タブの「1 社員情報確認・修正」の「支給額等」タブで、時間外手当掛率
とその参照先が正しい設定かどうかを確認してください。
4.端数処理
時間外手当は、属性が日給、時給、それ以外の3つを別々に計算して端数処理します。
そのため、検算結果についても、その分類ごとに端数処理を行った結果かどうかを確認
してください。
検算時にPX2と同じ分類で端数処理を行っていない場合は、1円単位で差異が
生じる可能性があります。
端数処理方法の設定については、以下の設定を確認してください。
(1) 「会社情報」タブ-「9 給与体系情報」をクリックします。
(2) 給与体系を選択し、「端数処理」タブを選択します。
(3) 「時間外手当単価」、「時間外手当」の設定をご確認ください。
5.手計算の確認
時間入力方法が60進法である場合、システムでは10進法に換算し直して計算して
います。換算後の計算過程におけるシステムの小数点以下の桁数は、手計算(電卓)時
の小数点以下の桁数と必ずしも一致しないため、差異が生じる可能性があります。