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Q&Aコーナー
  整理番号:0028241
更 新 日:2024/04/02
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質問  仕訳の入力時に、次のエラーメッセージが表示され、仕訳の入力ができません。対処方法
を教えてください。

 エラー:この取引は、収支計算書へ自動計上しないため、入力できません。
                             [エラーコード:5216]
回答  貸借対照表の資金外科目と資金収支の計上を伴う正味財産増減計算書科目を入力した
場合に発生するエラーです。

1.資金収支計算書に自動計上する場合
(1) 入力した仕訳を見直し、資金定義されている勘定科目を挟んで仕訳を2つに分ける
 例:      貸借対照表科目/資金定義されている勘定科目
   資金定義されている勘定科目/正味財産増減計算書科目
 ※資金定義(資金科目と設定)されている勘定科目
  9991資金諸口などが該当します。資金定義されている勘定科目は会計事務所の業務-
  [1立ち上げ支援処理]-[21勘定科目名の変更]画面で「資金」欄に「*」が付されて
  います。

2.資金収支計算書に自動計上しない場合
 本来、資金科目のところ、非資金科目と設定されている勘定科目を利用していないか、
 ご確認ください。
 それでも解決できない場合は、下記のいずれかの方法でご検討ください。
(1) 別の勘定科目を利用する
(2) 資金定義を変更する
(3) 入力制御自体を外す
  特殊な処理を行っている場合など、エラーを通過できるように変更できます。
  「基本情報」タブ-[111入力制御情報]-「会計伝票入力時のデータチェック」で
  「収支差額と資金残高が不整合の仕訳をエラーとする」のチェックを外します。

※既に利用済み科目の資金定義を途中で変更すると、「日々の業務」タブ-
 [71財務諸表整合性チェック]上で整合が不一致となる可能性があります。
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