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Q&Aコーナー
  整理番号:0019599
更 新 日:2023/05/09
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質問  「71 書類整合性チェック」で資金残高タブ(貸借対照表と収支計算書の比較)で×が
ついています。どうすればよいですか?(S60年旧基準用の場合)
回答 1.原因
  次のいずれかが考えられます。
(1)期首振替仕訳の入力が漏れている。
(2)「会計事務所の業務」の「運用開始後の支援処理」にある「13 システム情報」で、
  「17.自動仕訳の計上」を「自動仕訳を計上する」から「自動仕訳を計上しない」に
  変更した。
(3)次のパターンの仕訳を入力した場合
 ①収支科目と資金外科目との組み合わせの仕訳を入力した場合
 ②正味財産増減計算書(ストック式)の科目と資金科目との組み合わせの仕訳を入力し
  た場合

2.対処方法
(1)期首仕訳
  日々の業務タブの「11 仕訳辞書」に登録してあります。当仕訳辞書から入力してく
  ださい。

(2)各項目は次のように集計しています。ご確認ください。
 ①貸借対照表
   3111:正味財産         =B/S上で自動計算
   3211:(うち基本金)      =B/Sの【基本財産計】を転記
   3311:(うち当期正味財産増加額)=正味財産財産増減計算書の
                      「9111:当期正味財産増加額」を転記
 ②収支計算書
   7111:当期収支差額       =収支計算上で自動計算
   7211:前期繰越収支差額     =入力伝票を集計
   7212:前期繰越収支差額調整額  =入力伝票を集計
   7311:次期繰越収支差額     =7111+7211+7212
   期中における資金科目の変更に伴って発生した収支差額の調整勘定として、
   7212 前期繰越収支差額調整額を用意しています。
   期中において資金科目の定義変更を行ったことにより収支差額が発生した場合は、
   この科目を使って仕訳を計上してください。
 ③正味財産財産増減計算書
   9111:当期正味財産増加額    =「正味財産財産増減計算書」上で自動計算
   9211:前期繰越正味財産増加額  =入力伝票を集計
   9311:期末正味財産合計額    =9111+9211
  また、[2008年04月版]より、[資金科目の確認]ボタンが搭載されました。当ボタンか
 ら、資金科目として設定された科目の一覧が確認できますので、ご利用ください。

(3)[不整合(×印)の詳細確認]ボタンでの確認
   当ボタンをクリックすると、不整合(×印)の詳細確認ウィンドウが表示されます。
  さらに、当ウィンドウの[該当仕訳の検索]ボタンから不整合の原因となる「収支科目
 と資金外科目との組み合わせの仕訳」および「正味財産増減計算書(ストック式)の科目
 と資金科目との組み合わせとの仕訳」の一覧が確認できます。
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