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Q&Aコーナー
  整理番号:0093107
更 新 日:2019/03/13
テーマ システム運用
質問  「取引高明細」の[読込設定]における読込レイアウト設定項目には「取引金額親(会社通
貨)」があります。
 ところが、「債権・債務明細」の場合は、「取引金額(親会社通貨)」の項目がありませ
ん。なぜ、このような相違があるのでしょうか?
回答  まず、「債権・債務明細」はB/S科目について、「取引高明細」についてはP/L科目を相殺
対象科目として設定いただくことを想定した設計となっています。このため、親会社通貨残
高については、原則、どちらも「為替レート」に登録されている当期の「資産及び負債レー
ト」および「収益及び費用レート」(期中平均レート)から自動換算する仕様です。

 ただし、P/L科目については、「1113 連結勘定科目体系」において、期中平均レートで自
動換算するか、あるいは、直接入力するのかについて勘定科目ごとに個別設定することが可
能となっています。その関係から、データ連携側の項目についても、直接入力設定となって
いる科目の残高連携のために「取引金額(親会社通貨)」項目が用意されています。

 P/L科目においても、すべての科目が初期設定の自動換算する設定となっている場合は、
連携項目の「取引金額(親会社通貨)」残高は、データ取り込み時に自動セットされるため
[読込設定]からの指定は不要です。
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