eCA-DRIVER
Q&Aコーナー
  整理番号:0020066
更 新 日:2021/07/30
テーマ システム運用
質問  年度更新後の純資産科目期首残高確認の手順は?
回答 年次更新後の純資産の部期首残高確認は下記手順にて行ってください。
1.〈連結処理〉を起動します。(データ選択画面では、当年度のデータを選択しま
す)

2.[連結精算表の分析]-「連結精算表比較表」を開きます。(データ選択画面が
 表示されるので、前年度末のデータを選択します)

3.株主資本等変動計算書で、当年度の期首残高科目と、前年度の期末残高が一致し
 ているか確認します。不一致の場合、下記をご確認ください。
(1)開始仕訳の生成方法が生成対象外となっている仕訳種類で入力された仕訳のうち、
(2)開始仕訳を生成すべき仕訳(純資産が変動する仕訳)があるか
【対処方法】前年度データで、仕訳種類を洗替法又は積上法の仕訳種類に変更します。
※開始仕訳の生成方法は[連結修正仕訳・注記情報の定義]-「仕訳種類と開始仕訳の
生成方法」の開始仕訳の生成方法から確認できます。

(3)前年度に入力した仕訳のうち、開始仕訳の生成方法が洗替法となっている仕訳種類
(4)を選択して期首残高科目を入力している仕訳があるか
【対処方法】前年度データで、仕訳種類を積上法の仕訳種類に変更します。

(3)為替換算調整勘定で不一致がある場合、不一致の金額が債権債務の相殺消去仕訳で
差額調整科目として計上されている金額と一致するか。
【対処方法】当年度データで、下記仕訳を入力します。
為替換算調整勘定期首残高xxx/為替換算調整勘定の増減xxx
※上記は借方で差額調整されている場合の例です。

(4)持分法適用会社がある場合、資本連結仕訳で差額があるか。
【対処方法】当年度データで下記仕訳を入力します。(利益剰余金で差額がある場合)
関係会社株式xxx/利益剰余金期首残高xxx

(5)債権債務の相殺消去仕訳または内部取引の相殺消去仕訳で貸借対照表科目と損益
(6)計算書科目が混在している仕訳があるか。
【対処方法】当該仕訳により変動した損益額について、当年度データで調整仕訳を入
力します。
売上高xxx/利益剰余金期首残高xxx
※上記は売上高科目で計上している場合です。仕訳の計上科目にあわせて入力します。

4.前年度データを修正した場合、当年度データで下記の処理を実行します。
(1)[複写・一括為替換算処理等]-「前期末残高の複写」の実行

(2)開始仕訳の生成(下記メニューを実行します)
①[RPの補正と検証]-「補正仕訳の開始仕訳生成」
②[関係会社間取引の照合]-「評価差額修正仕訳開始仕訳生成」
③[連結精算表の作成]-「連結修正仕訳の開始仕訳生成」
※当処理は、当年度のレポーティング・パッケージ入力前に実行してください。
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