時給単価が複数ある場合、属性を「時給」として計算できません。
属性を「数量×単価」として計算する方法となります。
設定方法及び計算方法は以下のとおりです。
※この場合、勤怠項目の「出勤時間」に入力しても計算結果には影響しません。
1.給与支給項目の作成
(1) 「設定」-「勤怠・支給控除」-「給与支給項目」をクリックします。
(2) [登録]をクリックし、支給項目を作成します。
※属性を「数量×単価」とし、数量で「時間を入力」を選択します。
(3) 「所得税」以降で該当する区分、及び「仕訳計上区分」を設定し、[OK]をクリック
します。

(4) 必要な分(時給単価が異なる手当の分)だけ支給項目を追加し、上記(2)及び(3)の
処理を行います。
2.給与体系での支給項目の設定
(1) 「設定」-「給与・賞与体系」-「給与体系」をクリックします。
(2) 給与体系の「確認」をクリックし、「支給項目」を選択します。
(3) [修正]をクリックし、上記1.で作成した支給項目を、「当体系で使用する支給項目」
に移動し、[OK]をクリックします。
3.給与計算
(1) 「給与・賞与計算」-「社員別給与・賞与の入力」をクリックします。
(2) 支給日の「処理開始」-「入力・計算・CSV読込へ」をクリックします。
(3) 該当社員の「入力・計算」をクリックし、上記1.および2.で設定した支給項目の
「金額・数量」欄に時間数を入力します。
※単価が未設定の場合、「単価・割合・調整額」欄で単価を設定できます。
(補足)
項目属性の「時給」と「数量×単価」では、時間外手当の自動計算において計算式が
異なります。