次のような例で、同一生計配偶者や扶養親族となっている人（妻や子）の源泉徴収票
（摘要欄）の記載方法は？

（例１）
　夫：正社員
　妻：パートで働いている（夫の同一生計配偶者、収入１０３万円以下）
　※夫・妻ともにそれぞれの勤務先へ扶養控除等申告書を提出している

（例２）
　父：正社員
　子：アルバイトをしている（父の扶養親族、収入１０３万円以下）
　※父・子ともにそれぞれの勤務先へ扶養控除等申告書を提出している

　記載方法は、国税庁ホームページの『令和６年分所得税の定額減税Ｑ＆Ａ』にある10－６を
ご確認ください。

　


　　同一生計配偶者（例１の妻）や扶養親族（例２の子）の源泉徴収票には、最終的に年間
　の源泉徴収税額が発生しなかったことを明らかにするため、控除外額を記載します。
　　また、上記Ｑ＆Ａにある次の注記のとおり、同一生計配偶者や扶養親族の源泉徴収票に
　記載される控除外額は、扶養する人（例１の夫、例２の父）の定額減税において加味され
　ます。
　（例１でいうと、夫の所得税の減税分３万円と妻の所得税の減税分３万円は、夫の年末
　　調整で精算されます。）

「（注）同一生計配偶者や扶養親族となっている人の源泉徴収票に記載された控除外額は、
　　　　その人の定額減税としてではなく、その同一生計配偶者や扶養親族を扶養している
　　　　居住者の定額減税の計算において加味されます。」