e-TAXグループ通算(運用管理システム)
Q&Aコーナー
  整理番号:0102133
更 新 日:2024/04/18
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質問
 過年度の修正申告を行いました。
 修正申告の翌期繰越金額を、修正年度の翌期の前期繰越金額に反映するにはどうしたら
よいでしょうか?
 また、連年で修正申告が発生した場合の処理方法についても併せて教えて下さい。
回答
 運用管理システムの[204.前期繰越金額の複写]メニューで、前期繰越金額の再複写を
行います。
 以下は、通算親法人が3月決算で、前期(令和4年度)の修正申告の結果を、当期(令和
5年度)のデータに反映させる例で説明します。
 実際の作業では、当該例の年度等を、実際の対象年度等に読み替えてください。

 なお、複数年度の修正申告が発生する場合は、前期繰越金額の再複写の手順は同じですが、
データの作成と前期繰越金額の複写の順番が少し複雑になります。
 連年修正申告の処理手順は、以下のオンラインQ&Aをご参照ください。
 【ご参考】連年修正申告の処理方法(整理番号:0101433)

【前期繰越金額の再複写の手順】
Ⅰ 複写先のログイン一時停止
1.前期繰越金額の複写処理は、他のユーザが複写先のデータにログインしていないことが
 前提になるため、複写先のデータにログインし、ログイン一時停止(※1)を行ってください。
  また、複写先のデータにログイン中のユーザが残っている場合は、当該ユーザにご連絡
 いただき、複写先のデータからログアウトいただくか、強制ログアウトの機能(※2)で
 ログイン中のユーザのログイン情報をクリアしてください。
  ※1 ログイン一時停止の方法は、以下のオンラインQ&Aをご参照ください。
     【ご参考】ログイン一時停止の処理方法と使用目的(整理番号:0101464)
  ※2 強制ログアウトの方法は、以下のオンラインQ&Aをご参照ください。
     【ご参考】強制ログアウトの処理方法、使用目的及び注意点(整理番号:0101423)

Ⅱ 前期繰越金額の再複写
1.運用管理システムのメニュー204をクリックします。

2.表示される以下の画面では、複写先のデータに関する情報を入力してください。
(1) 年度
  複写先のデータを処理するシステムの年度を指定します。
  (例)令和5年度グループ通算申告システム(e-TAXグループ通算)
(2) 事業年度
  複写先のデータの事業年度を指定します。
  (例)令和5年4月1日~令和6年3月31日
(3) 処理区分
  複写先のデータの処理区分(※3)を指定します。
  (例)四半期試算・期末試算
  ※3 複写先に指定できる処理区分は、以下のオンラインQ&Aをご参照ください。
  【ご参考】前期繰越金額の再複写で複写元や複写先に指定できる処理区分
       (整理番号:0102143)
  参考資料1

3.ご利用のWebブラウザ(規定のブラウザ)が起動し、認証ページが表示されるので、
 Webメニューのログイン(ISOイメージファイル(DVD)をご利用の場合は、
 運用管理システムのログイン)で入力したユーザIDとパスワードを入力します。
  参考資料2

4.前期繰越金額の複写のページで、以下を設定します。
(1) 複写元のデータ(※4)
  ※4 デフォルトで最後に作成した修正申告のデータが表示されます。
     変更が必要な場合は、[複写元の選択]ボタンをクリックし、他のデータを
    選択します。
     なお、複写元には[最終計算日時]欄に日時が表示されている(=本計算済)
    のデータを選択してください。
     複写元に指定できるデータは、上記Ⅱ2.(3)※3のオンラインQ&Aを
    ご参照ください。
(2) 複写先のデータ(※5)
  ※5 デフォルトで最後に作成した上記Ⅱ2.で指定した処理区分のデータが表示
    されます。
     変更が必要な場合は、[複写先の選択]ボタンをクリックし、他のデータを
    選択します。
     なお、中間申告、予定申告、及び確定申告のデータは1つしか作成できない
    ので変更する必要はありませんが、四半期試算・期末試算や修正申告は複数の
    データを作成できるため、これらの区分で複写先を他のデータに変更する場合
    は、複写先の選択が必要になります。
    参考資料3

5.ページ下の[実行]ボタンをクリックします。

6.「前期繰越金額の複写処理中です。」のメッセージが表示されるので、1分程度
 待ちます。
  処理が完了して「前期繰越金額の複写処理を正常終了しました。」のメッセージが
 表示されたら、ブラウザのタブを閉じてください。
  参考資料4

Ⅲ 前期繰越金額の複写履歴と複写結果の確認
1.運用管理システムのメニュー205をクリックし、前期繰越金額の複写履歴を取得します。
  詳細については、以下のオンラインQ&Aをご参照ください。
  【ご参考】前期繰越金額の複写履歴(CSV)の確認方法(整理番号:0102149)

2.年度版システム(当該例では令和5年度版)で複写先のデータを開いて、ログイン一時停止
 を解除してください。
  解除の手順は、上記Ⅰ1.※1のオンラインQ&Aをご参照ください。

3.上記Ⅲ1.で取得したログファイル(当該例では「Log2023.csv」)を参照しながら、複写
 された項目を画面上で確認します。
  なお、複写領域がないために複写できなかった項目や、前期繰越金額の再複写の対象
 でない項目に修正がある場合は、お手数ですが、複写先のデータを手修正で補正して
 ください。
  【ご参考】前期繰越金額の再複写で複写される内容と注意点(整理番号:0102147)
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