Q&Aコーナー
整理番号:0102179
更 新 日:2023/09/15
テーマ
年度更新
質問
年度更新はどのような時に使用しますか?
回答
年度更新は、当期の確定(修正)申告のデータ(※1)を複写元として、事業年度を1期
(=通常は12ヶ月)進めて、翌期のデータを作成する処理(※2)です。
また、年度更新は、何度も行うことが可能です。
※1 年度更新で複写元にできるのは、確定申告か修正申告のいずれかのみです。
年度更新の複写元や複写先については、以下のオンラインQ&Aをご参照ください。
【ご参考】
年度更新で複写元や複写先に指定できる処理区分(整理番号:0106209)
※2 年度更新は、当期の利益積立金額等の翌期繰越金額を、翌期に引き継いで新たな
データを作成する処理であり、既に作成済のデータに対して、前期繰越金額等を
上書き複写することはできません。
【ご参考】
データの作成や年度更新をやり直してデータを上書き複写することの可否
(整理番号:0102155)
年度更新では、グループマスターなどの基本情報や、利益積立金額等の翌期繰越金額を
複写先に引き継ぎます。(※3)(※4)
※3 年度更新で複写される内容は、以下のオンラインQ&Aをご参照ください。
【ご参考】
年度更新で複写される内容と注意点(整理番号:0106211)
※4 複写元からデータを引き継がずに真っ新なデータを作成することはできません。
【ご参考】
真っ新なデータを作成することの可否(整理番号:0102169)
また、予定申告の課税標準となる前期実績の税額等が正しく引き継がれていないケース
(※5)とその対処方法については、以下のオンラインQ&Aをご参照ください。
※5 前期の確定申告の処理中に、翌第1四半期の処理のために年度更新を実施し、
その後、当該翌第1四半期のデータから引き継いで予定申告のデータを作成
した場合など
【ご参考】
前期の確定申告から予定申告で使用する前期確定税額等を再複写
することの可否(整理番号:0102145)
例として、3月決算と9月決算の通算グループの通年処理とデータの作成の処理イメージ
は、
こちら
をご参照ください。
なお、年度更新は、複写先の「年度」を指定する際に、同一年度のシステムを指定
する場合(当年→当年)と、翌期のシステムを指定する場合(年度を跨ぐ場合)(当年→翌年)
の2種類あるため、複写先の「年度」の指定では注意が必要です。
【ご参考】
年度更新やデータの作成で複写先の「年度」欄の指定と注意点
(同一年度か翌年度の選択方法)(整理番号:0102171)
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