1.申告書提出先の更新(追加・削除)を行うタイミング
メニュー902(予定申告の場合はメニュー802)で電子申告データの作成(※1)(※2)
を行い、当該メニューを閉じる際に、提出先となる地方公共団体や利用税目の追加が必要
な場合(=利用届出の変更で提出先等の追加・削除を行う必要がある場合)(※3)は、
申告書提出先の追加・削除のダイアログが表示されます。
当該ダイアログで[申告書提出先の追加・削除へ]ボタンをクリックすると、
メニュー203の[6.申告書提出先の追加・削除・確認]の画面が表示されるので、
当該画面からeLTAXへの申告書提出先の更新処理を行ってください。

※1 電子申告データの作成を行って申告書提出先の更新(追加・削除)を行った後に、
電子申告データの内容(=法人税等の入力内容など)を変更した場合は、再度、
電子申告データの再作成と申告書提出先の更新(追加・削除)を行う必要があります。
※2 メニュー902(予定申告の場合はメニュー802)で電子申告データの作成を行う前に、
メニュー203の[6.申告書提出先の追加・削除・確認]を処理しようとすると、
以下のエラ―メッセージが表示されて、当該メニューは処理できないので
ご留意ください。
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エラー
× 申告書提出先の追加・削除データは、電子申告データ作成内容を
もとに複写します。
そのため、電子申告データの作成後、当メニューを再度選択して
ください。
[OK]
[e-TAX]エラーコード:0680
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※3 メニュー902(予定申告の場合はメニュー802)を閉じる際に、申告書提出先の
追加・削除のダイアログが表示されないケースは、後述の【ご参考】を参照して
ください。
2.申告書提出先の更新(追加・削除)が不要な場合に当該処理を行った影響の有無
影響はありません。(※)
申告書提出先の更新(追加・削除)が正しく行われていない状況で電子申告を行うと、
送信結果でエラーが返されます。
そのため、申告書提出先の更新(追加・削除)を行われたかどうかご不明な場合は、
電子申告前に当該処理を、メニュー203の[6.申告書提出先の追加・削除・確認]で
行ってください。何度行っても問題はありません。
※ eLTAXに更新する申告書提出先等の更新情報がないため、[eLTAXに登録済の申告書
提出先の確認]の画面が表示されます。
当該画面は、現在、eLTAXに登録(更新)されている申告書提出先や利用税目の一覧が
表示されますので、提出先等に誤りがないことをご確認ください。
【ご参考】メニュー902(予定申告の場合はメニュー802)で電子申告データの作成後に
当該メニューを閉じる際に、申告書提出先の追加・削除のダイアログが表示されない理由
メニュー902(予定申告の場合はメニュー802)を閉じる際に、前回の申告先の情報等(※)
と今回申告する申告先の情報を比較し、提出先に相違がある場合に、申告書提出先の
追加・削除のダイアログが表示されます。
そのため、前回の申告先の情報等と今回申告する申告先の情報に差異がない場合は、
eLTAXに更新が必要な申告書提出先の情報がないため、申告書提出先の追加・削除の
ダイアログは表示されません。
※ 前回の申告以降に、メニュー203の[6.申告書提出先の追加・削除・確認]で申告書
提出先が更新されている場合は、直近の当該更新情報と比較します。
【ご参考】予定申告における申告書提出先の追加・削除について
予定申告では前期が赤字など中間申告義務がない場合で、外形標準課税適用の法人の
場合、法人事業税の資本割についてのみ予定申告が必要なケースがあります。
この場合、市町村については中間申告の必要がないため、原則通りの処理を行うと、
地方税eLTAXから市町村の提出先を全て削除する必要がありますが、確定申告では
申告が必要になることを鑑みて、システムでは予定申告では申告書提出先は、「追加」
は行いますが「削除」は行っていません。(=地方税eLTAXには、「追加」の申告書
提出先のみ更新します。)
地方税eLTAXに、予定申告の提出先でない市町村が登録されていても、何も問題は
ありません。(=提出先がeLTAXに未登録なのは電子申告時にエラーとなりますが、
今回提出しない提出先がeLTAXに登録されたままでも問題ありません。)