Ⅰ 法人納税者(企業)が電子申告する場合
1.法人納税者(企業)が電子署名を行う場合
メニュー903等の[2.代表者(受任者)の電子署名(申告書等)]で代表者(受任者)が
電子署名を行います。
法人税の税務代理権限証書を作成されている場合は、法人税の税務代理権限証書への
電子署名も一緒に行われます。
2.法人納税者(企業)に加えて税理士(法人)も電子署名を行う場合(※1)
以下の順番で署名が可能です。
税理士(法人)の電子署名は、メニュー903等の[3.税理士の電子署名(申告書)]で
行います。
※1 通算親法人が通算子法人分の法人税申告書を電子申告する場合は、メニュー
904で法人税の電子申告データに税理士の電子署名は付与できません。
(1) 代表者(受任者) → 税理士(法人)(※2)
(2) 代表者(受任者) → 税理士(法人) → 代表者(受任者)(※3)
(3) 税理士(法人) → 代表者(受任者)
※2 システム仕様による制限(※4)として、法人税の税務代理権限証書を添付する
場合は、上記(1)の順番でのみ署名が可能です。
法人税の税務代理権限証書を添付する場合に、先に税理士(法人)が電子署名を
行おうとすると、以下のオンラインQ&Aのエラーが発生するのでご注意ください。
エラー:代表者(または受任者)の電子署名が完了していないため・・・
[エラーコード:1690](整理番号:0104518)
※3 システムのご利用企業から、法人税の税務代理権限証書を添付する場合で
税理士が電子署名した後に、最後は代表者の電子署名を付与したいとのご要望が
あったことから、上記(2)の順番での署名も可能としています。
※4 e-TAXグループ通算のシステム仕様による制限であり、e-Taxソフトでは署名の
順番に制限はありません。
Ⅱ 税理士(法人)が代理送信する場合
1.税理士(法人)が電子署名を行う場合
メニュー903等の[3.税理士の電子署名(申告書)]で税理士(法人)が電子署名を
行います。
また、メニュー805で計算事項等記載書面を作成している場合は、税理士(法人)が
最初にメニュー903等の[1.税理士の電子署名(計算事項等記載書面)]で、記載書面に
対して電子署名を行う必要があるためご注意ください。
詳細は、後述の「【ご参考】計算事項等記載書面を作成している場合の電子署名の
順番」をご参照ください。
2.税理士(法人)に加えて法人納税者(企業)も電子署名を行う場合
代理送信で代表者(受任者)も電子署名を行う場合は、先に代表者(受任者)が電子署名
を行い、次に税理士(法人)が電子署名を行う必要があります。
先に税理士(法人)が電子署名を行ってから、次に代表者(受任者)が電子署名を行おう
とすると、以下のオンラインQ&Aのエラーが発生するのでご注意ください。
エラー:申告書への税理士の電子署名が完了しているため、当メニュー・・・
[エラーコード:0249](整理番号:0104520)
【ご参考】計算事項等記載書面を作成している場合の電子署名の順番
計算事項等記載書面を作成している場合は、メニュー903等の[1.税理士の電子署名
(計算事項等記載書面)]で、税理士(法人)による電子署名を最初に行う必要があります。
(システム仕様(制限)です。)
先に計算事項等記載書面の電子署名を行わず、同メニューの[3.税理士の電子署名
(申告書)]等で署名を行うと、以下のオンラインQ&Aのエラーが発生するのでご注意
ください。
エラー:計算事項等記載書面への税理士署名が完了していないため・・・[エラーコード:
0246](整理番号:0104521)
【ご参考】税務代理権限証書の添付の有無と代理送信の有無の設定
1.税務代理権限証書の添付の有無
メニュー204の[税理士(法人)の電子申告基本情報」タブで、「税理士(法人)の
電子申告基本情報]タブで、[税務代理権限証書を電子データで提出]欄
① 「する」の場合 :添付する
② 「しない」の場合:添付しない
2.代理送信の有無
上記1の同タブの[税理士(法人)が代理送信]欄
① 「する」の場合 :自社送信(代理送信しない)
② 「しない」の場合:代理送信(代理送信する)
