e-TAXグループ通算(電子申告)
Q&Aコーナー
  整理番号:0103144
更 新 日:2025/04/16
テーマ 証明書等の更新
質問
 以下のエラーが発生するのですが、何が原因でしょうか?

1.即時通知等のエラー
  今まで利用できていた商業登記認証局の電子証明書が有効期限内にもかかわらず、
 即時通知等で電子証明書が失効している旨のエラーが返されます。

2.電子署名のエラー 
  PCを変更し、以下(※)のICカードリーダライタのドライバー等の設定は行った
 にもかかわらず、電子署名時にエラーが発生します。
  ※ 「日税連 税理士用電子証明書(第五世代税理士用電子証明書」や
    「公的個人認証サービス(番号カード)」(マイナンバーカード)
回答
Ⅰ 即時通知等のエラー
  今まで利用できていた商業登記認証局の電子証明書が、有効期間内にもかかわらず失効
 している場合は、代表者の異動などで登記情報が変更になり、電子証明書が失効したこと
 が原因です。

1.商業登記認証局の電子証明書(ファイル型)※ 「法人認証カード」も含む
(原因)
  商業登記認証局の電子証明書は、法務局に代表者の異動や会社の本店、主たる事務所
 の移転などの登記情報が変更したことを申請して受理されたタイミングで、現在ご利用中
 の電子証明書は失効されます。 
  【ご参考】(法務省ホームページ)【Q17】証明期間中であっても電子証明書が失効する場合

  よくあるケースが、株主総会で代表者の異動があり、確定申告までに法務局に当該変更
 を申請し、電子証明書が失効(※1)されてしまったことに気づかずに、確定申告を行って
 即時通知等がエラーになるケースです。
  ※1 電子証明書の有効性の確認方法は、後述の「【ご参考】商業登記の電子証明書が
    有効かどうかの確認方法」をご参照ください。

(対処方法)
  確定申告直前に代表者の異動等で登記情報に変更がある場合は、以下をご確認いただき
 対応方法をご検討ください。

  ① 電子証明書を更新する場合
    法務局に登記情報を申請して新しい電子証明書を発行(※2)することが、確定申告
   までに間に合うかどうかご確認いただき、間に合う場合は新しい電子証明書で電子申告
   を行ってください。
    ※2 【ご参考】(法務省ホームページ)オンラインによる商業登記電子証明書の請求等

  ② ご利用中の電子証明書を使用する場合
    上記①の更新が確定申告期限までに間に合わない場合などのご事情がある場合は、
   現在ご利用の電子証明書で電子申告を行うことについて、事前に所轄の税務署等に
   ご確認ください。

【ご参考】商業登記の電子証明書が有効かどうかの確認方法
1.最新の「商業登記電子認証ソフト」を入手します。
2.商業登記電子認証ソフトのマニュアル(※1)をご確認の上、電子証明書ファイルの有効性  
 (※2)を確認(※3)します。
  ※1 「第3 商業登記電子認証ソフトの「その他の機能」について」-
     「3.電子証明書の有効性確認の機能」
  ※2 電子証明書ファイルが無効の場合は、以下のイメージの画面が表示されます。
     参考資料1
  ※3 電子証明書の更新(取得)についてや、専用ソフトウェアに関するご不明点に
    ついては、以下にお問い合わせください。
     【ご参考】(法務省ホームページ)【Q33】問い合わせ先

Ⅱ 電子署名のエラー
  ICカードリーダライターのデバイスドライバー以外に、専用のソフトウェアの登録が
 必要な場合にインストールされていなかったり、専用の管理ツールがインストールされて
 いないためです。

1.公的個人認証サービス(番号カード) ※マイナンバーカード
  受任者のPCに変更があった場合に、専用のソフトウェアや管理ツールのインストール
 を行っていないケースが多いです。

(原因)
 以下となります。

(1) ICカードリーダライターの機種によっては、デバイスドライバー以外に専用のソフト
 ウェア(※1)が必要になりますが、当該ソフトウェアがインストールされていないことが
 原因となります。
  ※1 SONY製ICカードリーダライタ「RC-S380」等の「NFCポートソフトウェア」や、
    NTTコミュニケーションズ製「SCR3310-NTTCom」の「NTTCom Smart Card Reader
    for JPKI」など

(2) デバイスドライバー等が正しくインストールされている場合は、「利用者クライ
 アントソフト」がインストールされていないことが原因となります。

(3) それ以外では、ICカードの利用方法が原因になることもあります。

(対処方法)
(1) ご利用のICカードリーダライターが、適合性検証済みの製品かどうかのご確認や
 ご利用上の注意事項については、以下のサイトをご確認ください。
  また、デバイスドライバー以外に専用のソフトウェアが必要かどうかについては、
 ご利用の製品のメーカーのホームページ等でご確認ください。
  【ご参考】(公的個人認証サービス)住民基本台帳カードからマイナンバーカードに
       変更して使用する場合、注意することはありますか。

(2) 「利用者クライアントソフト」は、以下のサイト(※)からインストールしてください。
  ※ 「パソコンから申請する場合」の[Windows版のダウンロードはこちら]のボタンから
   ダウンロードいただけます。また、当該ソフトのご利用方法は、「Windows版 JPKI
   利用者ソフトの利用方法」のリンクからご確認ください。
   【ご参考】(公的個人認証サービス)JPKI利用者ソフトのダウンロード
   参考資料2
(3) 上記(1)(2)の事前設定が完了しているにもかかわらずICカードの読み取りエラーが
 発生する場合は、以下のサイトをご確認ください。
  【ご参考】 (公的個人認証サービス)利用者クライアントソフト使用中にエラー「ICカードに
        接続できませんでした。」が表示されました。
  【ご参考】(公的個人認証サービス)利用者クライアントソフト使用中にエラー「ICカードに
       接続できませんでした。」が表示されました。どうしたらよいですか。
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