e-TAXグループ通算(申告書作成)
Q&Aコーナー
  整理番号:0104299
更 新 日:2024/11/07
テーマ 見込納付
質問
 納付書の作成(※1)が未完了の状態で、間違えて[見込納付額確定(複写)]ボタンを
クリックし、地方税WSに見込納付額を複写してしまいました。
 その状態で、再度、計算を行ってしまったため、第6(20)号様式の[差引]欄の税額は0円
(※2)となり、納付書の画面を開くと[申告計算結果]欄も0円と表示されます。
 ※1 電子納税用の納付書データ(CSV)の作成を含む
 ※2 システムで作成した第6(20)号様式の税額と同額を納付額としている状態
   (=納付書の画面の[納付額]欄の金額が、[申告計算結果]欄と一致している状態)で
   見込納付額の複写(確定)を行い、その後、計算処理を行った状態です。

 間違って複写した地方税WSの見込納付額の金額を一旦全て削除(クリア)して、見込納付額
の複写(確定)を行う前の状態に戻したいのですが、複写した見込納付額を削除(クリア)する
にはどうしたらよいでしょうか?
  参考資料1
回答
 方法は2つあります。

1.各税目(各割)の見込納付額を空値(=空欄)で複写(一括上書き)する方法 ※利用制限有
2.各税目(各割)の見込納付額を手で削除する方法 ※利用制限無

 上記1の方法が利用できる場合(※1)は、対処が簡単なためこちらの方法をお勧めします。
 上記1の方法が利用できない場合(※4)は、上記2の方法をご利用ください。
 ※1 上記1の方法が利用可能なのは、以下の①~③を全て満たしている以下のイメージ
   の状態の場合です。(イメージは法人都民税の例です。)
    ① システムで作成した第6(20)号様式の税額と同額が納付額の場合(=納付書の
     画面の[納付額]欄の金額が、[申告計算結果]欄と一致している場合)(※2)に、
     見込納付額の複写(確定)を行った。
      ※2 [納付額]欄の金額を[申告計算結果]欄と一致させるには、[F6税額再複写]
        ボタンを利用します。
         【ご参考】[F6税額再複写]ボタンの目的と使用方法(整理番号:0103841)
    ② 上記①の複写直後(=複写後に入力内容を変更しない)に計算処理(※3)を行った。
      ※3 上記①の申告書(第6(20)号様式)を作成した時と同種類の計算を行う
        必要があります。
         例えば、全体計算(本計算)を行ってから納付書の作成を行っていた場合は、
        再度、全体計算(本計算)を行う必要があります。
    ③ 第6(20)号様式の各税目(各割)の差引税額は0円となり、納付書の画面を開くと
     [申告計算結果]欄に0円が表示されている。
      参考資料2
 ※4 [納付額]欄の金額を、[申告計算結果]欄の金額とは異なる金額としている場合です。
    例えば、システムで算定した第6(20)号様式の税額より少し多めに見込納付する
   ため、[納付額]欄を[申告計算結果]欄より大きい金額に修正している場合などです。

 具体的な手順は以下です。

1.各税目(各割)の見込納付額を空値(=空欄)で複写(一括上書き)する方法 ※利用制限有
(前提)
  上記(※1)の3つの条件をクリアしている状態とします。
  地方税WSが確定解除されている状態で、以下を行ってください。

(1) 都道府県税の処理
 ① メニュー1002の[法人道府県民税・法人事業税・特別法人事業税]WSを開きます。
 ② [地方税納付書の作成]画面では、「法人道府県民税」と「法人事業税等」の申告区分で
  「その他(見込)」を選択します。
 ③ 一覧画面で[F6税額再複写]ボタンをクリックします。
   これにて、各提出先都道府県の上記②の各税目(各割)の[納付額]欄は、空値(空欄)に
  なります。
 ④ 一覧画面で[見込納付額確定(複写)]ボタンをクリックします。
   これにて、地方税WSの上記②の各税目(各割)の[見込納付額]欄の金額が、空値
  (空欄)で上書かれます。
   【ご参考】見込納付額の複写先のWS(ワーキングシート)の項目(整理番号:0103843)
   参考資料3
(2) 市町村民税の処理
  上記(1)と同様の処理を、メニュー1003の[法人市町村民税]WSで行ってください。

2.各税目(各割)の見込納付額を手で削除する方法 ※利用制限無
  お手数ですが、地方税WSの各税目(各割)の[見込納付額]欄の金額を削除してください。
  対象のWSは、上記1.(1)④の【ご参考】のオンラインQ&Aをご参照ください。
い。
  なお、メニュー502の[6号・6号別4の3:都道府県民税の税額計算基礎]WSや[20号:市町村
 民税の税額計算基礎]WSで、以下の設定にすることにより、[見込納付額]欄を削除しや
 すくなります。
(1) これらのWSを開く際に表示される[入力方法の選択]画面(※5)で、「対象都道府県の
 表形式による主要項目一覧入力」(「対象市町村の表形式による主要項目一覧入力」)を
 選択します。
  ※5 一覧画面の[一覧入力]ボタンから当該画面を開くことも可能です。
(2) [F6横入力](※6)ボタンをクリックし、横入力に変更します。
  1明細目の[見込納付額]欄をクリックして金額を削除し、Enterキーで2明細目の同欄に
 移動して金額を削除します。
  同様の作業を最終明細まで繰り返します。
  ※6 [F6縦入力]と表示されている状態が、横入力になっている状態です。
  参考資料4
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