e-TAXグループ通算(申告書作成)
Q&Aコーナー
  整理番号:0103734
更 新 日:2024/11/07
テーマ その他
質問
 ワーキングシートの閲覧はどのような機能でしょうか?
回答
Ⅰ ワーキングシートの閲覧の機能
  ワーキングシートの閲覧は、法人税や地方税のワーキングシート(WS)(※1)を確認
 できる機能で、WSの入力はできません。
  プロセス4~6(予定申告の場合はプロセス3、4)の[ワーキングシートの閲覧]ボタン
 から使用可能です。
  ※1 法人税はメニュー404、地方税はメニュー501と502のWSを確認できます。
  参考資料1

 当機能を使用する利点は、以下の2点です。

1.各WSは参照モード(=WSが入力完了(確定)された状態)で開かれるため、誤ってWS
 の入力内容を変更してしまうことがありません。
2.他の担当者が処理中(※2)のWSも確認することができます。
  ※2 WSが入力完了(確定)されていない状態で法人税や地方税のメニューを開くと
    排他制御(※3)がかかり、処理中のメニューは他のユーザでは開けない状態と
    なります。
  ※3 本体システムは、原則的に1つのメニューを処理できるのは1ユーザとなります。
     ただし、メニュー402(404)は、入力する別表の種類(8つの区分)毎に排他制御が
    行われるため、複数のユーザで同時に処理が可能です。
     (区分毎に1ユーザのみで処理が可能です。)
     参考資料2

  そのため、当機能を使用することで、他のユーザの処理に影響を与えずに、WSを確認 
 することができます。

Ⅱ ワーキングシートの閲覧を使用するケース
  当機能を使用するのは、主に以下の3つの場合です。

1.親法人など複数の法人を処理できる担当者が、自社以外の法人のWSの入力内容を確認 
 する場合
2.自社のWSの入力完了(確定)が行われていない状況で、誤ってWSの入力内容を変更
 しないようにWSの確認を行う場合
3.WSの入力権限のない担当者(※1)が、WSの入力内容を確認する場合
  ※1 運用管理システムのメニュー102で、[ワーキングシートの入力]欄を「不可(閲覧
    のみ可)」(※2)と設定されているユーザIDを使用している担当者
     参考資料3
  ※2 入力権限がない場合、法人税や地方税に関する以下のWSが非活性となります。
     ① 法人税と地方税の前期繰越金額等の確認(修正)
       (メニュー301、302、[ASP1000Rからの移行データ読込])
       ※ 予定申告の場合は該当するメニューはなし
     ② 法人税ワーキングシートの入力と確認
       (メニュー401~404、eTaxEffectからのデータ連携、メニュー607)
       ※ 予定申告の場合はメニュー301
     ③ 地方税ワーキングシートの入力と確認(メニュー501~503)
       ※ 予定申告の場合はメニュー401、402
     ④ 申告書添付書類の作成(メニュー801~805)
       ※ 予定申告の場合はメニュー701、702
     ⑤ 延滞金や地方税納付書の作成(メニュー1001~1004)
       ※ 予定申告の場合はメニュー601~603、メニュー901~904
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