e-TAXグループ通算(申告書作成)
Q&Aコーナー
  整理番号:0101603
更 新 日:2025/04/16
テーマ 法人税
質問
 法人税や地方税のワーキングシート(WS)のデータを全て削除するにはどうしたらよいで
しょうか?
回答
 以下の方法となります。

Ⅰ 右クリックの「ワーキングシートの削除」を使用できる場合
1.[処理メニュー]画面で対象のWSを右クリックし、「ワーキングシートの削除」を
 クリックします。
2.WSを削除する旨のメッセージ(※1)で、[OK]ボタンをクリックします。
  ※1 別表17(3)や別表17(3の7)の[計算基礎入力分]WSでは、以下の通り関連する
    WSの削除も併せて行う旨のメッセージが表示されます。
    参考資料2
3.削除後、入力済みフラグ(=フォルダマーク)が削除されたことを確認します。
  参考資料1

Ⅱ 右クリックの「ワーキングシートの削除」を使用できない場合
  右クリックの「ワーキングシートの削除」が使用できない場合(※2)(※3)は、WSを
 開いて全ての項目を1つずつ削除し、入力済フラグ(フォルダマーク)が削除されたことを
 確認します。
  ※2 「ワーキングシートの削除」を使用できない場合は、以下のいずれかの状態に
    なります。
     ① WSが未入力の場合、「ワーキングシートの削除」が非活性となります。
     ② メニュー401等は、「ワーキングシートの削除」は表示されますが、
      常に非活性となり使用できません。
     ③ メニュー301等は、「ワーキングシートの削除」が表示されず使用できません。
      参考資料3
  ※3 「ワーキングシートの削除」を使用できないWSは、「【ご参考】「ワーキング
    シートの削除」が使用できないWS」を参照してください。

(ご注意)入力済フラグが消えない場合の対処方法
  WSの入力内容を全て削除しても入力済フラグが消えない場合は、以下の2点を確認
 してください。

 1.「ワーキングシートの削除」が使用できるWSで、全ての項目を1つずつ削除
  している場合
   右クリックの「ワーキングシートの削除」が使用できるWSの場合、WSのデータを
  全て1つずつ削除しても、入力済フラグが消えないことがあります。
   この場合は、「ワーキングシートの削除」を使用して、削除を行ってください。

 2.「ワーキングシートの削除」が使用できないWSで削除漏れの項目がある場合
   日付データで元号に「平成」(※3)を指定している場合は、年月日を削除しても
  元号の値(=「平成」)が残ってしまう(※4)のでご注意ください。
   ※3 元号が「令和」(=初期値)の場合は、年月日を削除すれば元号も併せて削除
     されます。
   ※4 元号の欄をクリックし、当該欄にフォーカスがあたった状態で[Delete]キーで
     削除します。
      参考資料4


【ご参考】「ワーキングシートの削除」が使用できないWS
  以下のWSは、「ワーキングシートの削除」を使用できません。
  1.[ワーキングシートの削除]が表示されないWS
  (1) プロセス[3.前期繰越金額等の確認と当期認容・適格合併等の引継額の入力]の
   以下のメニューの各WS
   ① [301.法人税額の前期繰越金額等の確認(修正)]
   ② [302.地方税額の前期繰越金額等の確認(修正)]
  
  2.[ワーキングシートの削除]が表示されるが、非活性で使用できないWS
  (1) メニュー[401.当期利益・納税充当金・通算税効果額等の入力(必須)]の以下のWS
   ① [当期利益・納税充当金・通算税効果額等の入力(必須)]
   ② [剰余金処分]
   ③ [税効果(過年度税効果調整)]
   ④ [税効果(法人税等調整額の内訳)]
   ⑤ [その他有価証券の評価差額の別表調理]
   ⑥ [繰延ヘッジ損益に関する別表調理]
   ⑦ [仮払税金の繰越・消却・引継]
   ⑧ [決算残高と法人税申告書(別表5(1)等)の整合性チェック]
  (2) メニュー[402.別表4へ自動転記される別表等の入力]の以下のWS
   ① [1・2:納税地・株主等の明細(必須)]
   ② [1・3:法人税額の計算基礎(必須)]
   ③ [14(6):完全支配関係法人間の損益調整]-[譲渡法人による資産の入力](※)
     ※一覧画面の[F6資産の削除]ボタンから各明細を削除します。
   ④ [14(6):完全支配関係法人間の損益調整]-[譲受法人による調整データの入力](※)
     ※譲受法人側では譲渡法人側の資産の削除はできないため、削除はできません。
  (3) メニュー[403.別表4と別表5で直接申告調整する内容の入力]の以下のWS
   ① [5(1):適格合併等による利益積立金額の引継]
   ② [5(1):適格合併等による資本金等の額の引継]
   ③ [留保1(他別表から4表・5表への自動転記項目)]
   ④ [留保2(4表と5表で連動する項目)]
   ⑤ [留保3(4表と5表で別々に調整する項目)]
   ⑥ [流出1(加算欄)]
   ⑦ [流出2(減算欄)]
   ⑧ [5(1):資本金等の額]
   ⑨ [決算残高と法人税申告書(別表5(1)等)の整合性チェック]
  (4) メニュー[404.法人税ワーキングシートの一括確認(修正)]の以下のWS
    上記1.(1)のメニュー301や302と、上記2.(1)~(3)に記載しているメニュー401
   ~メニュー403の各WSと同様
  (5) メニュー[501.地方税基本情報の入力と確認]の各WS
  (6) メニュー[607.税効果計算結果に基づく申告調整額の入力](※)
    ※上記2.(1)のメニュー401の各WSと同様

【ご参考】入力済フラグが付かないプロセスやワーキングシート
  計算や印刷以外の入力画面で、以下のプロセスやWSでは、入力済フラグは表示されません。(右クリックの[ワーキングシートの削除]も行えません。)
 1.[1.グループマスターの登録]
 2.[2.電子申告基本情報の確認・登録と事前準備]
 3.メニュー402(404)の[14(6):完全支配関係法人間の損益調整]-[調整内容の確認]
 4.メニュー501の[地方税率マスター]
 5.[8.申告書添付書類の作成]
 6.[10.国税・地方税の電子納税]
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