システムは基本的に、以下のタイミングでデータの更新(通信)を行います。
1.システムの起動時(主にダウンロード)
2.メニューを開く際(ダウンロード)と閉じる際(アップロード)
※計算や印刷処理のメニューはダウンロードのみです。
※画面の終了時(ただし、明細データの場合は、基本的に明細行を抜けるタイミング)に
PC上のDBに更新を行い、メニューの終了時にPC上のDBの内容をサーバーのDB
に更新を行います。
3.システムの終了時(主にアップロード)
また、PCにダウンロードするデータは、基本的に1法人毎(※1)(※2)になります。
※1 複数社を処理できるユーザは、[F8 法人選択]より処理する法人を選択します。
複数社を処理できるユーザで法人が選択されていない場合は、メニューの起動時に、
どの法人を処理するか法人の選択画面が表示されます。
※2 検討表の印刷処理などグループ全体の金額が必要になる場合は、グループ全体の
データがダウンロードされます。
例えば、メニュー[301.法人税の前期繰越金額等の確認(修正)]をクリックした際は、
処理中の法人の当該メニューに関する各画面のデータがダウンロードされて、
当該メニューを閉じる際は、処理中の法人の当該メニューに関する各画面のデータが
アップロードされます。
※ダウンロードやアップロードが行われる場合は、以下の通信中のメッセージ画面
が表示されます。
そのため、処理中のメニューで入力内容を変更し、当該メニューを閉じる前に
システムが強制終了された場合(※1)(※2)は、当該メニューで変更した内容は
アップロードされずに失われ、当該メニューの内容は、変更前の状態に戻りますので
ご注意ください。
※1 通信エラーやシステムが固まってしまった場合にシステムを強制終了する場合や、
強制ログアウト機能でユーザを追い出す(ログアウト)した場合など
※2 当該メニューを閉じた後にシステムを強制終了しても、既に変更内容は
メニューを閉じる際にサーバーにアップロード済みのため、変更内容は正しく更新
されています。
(例1)メニュー301を開いて、[7(1)等:繰越欠損金額]-[前期繰越欠損金額の確認
(入力)]WSの内容を修正し、当該メニューを閉じる前にシステムを強制終了
した場合
※当該WSの修正内容は更新されずに失われて、修正前の状態に戻ります。
(例2)メニュー301を開いて、[1・2:納税地・株主等の明細]画面(WS)を修正し、
メニューを閉じた。
続けて、再度メニュー301を開いて、[5(1):前期繰越利益積立金額の
確認(入力)]画面(WS)を修正し、メニューを閉じる前にシステムを強制終了
した場合
※[1・2:納税地・株主等の明細]画面(WS)の修正内容は更新されますが、
[5(1):前期繰越利益積立金額の確認(入力)]画面(WS)の内容は更新されずに
失われて、修正前の状態に戻ります。
更新のイメージは
こちらをご参照ください。