e-TAXグループ通算(申告書作成)
Q&Aコーナー
  整理番号:0103696
更 新 日:2024/11/07
テーマ 添付書類
質問
 当社では、会社事業概況書(総括表)の以下②の割合は、小数点2位以下を四捨五入で
計算していました。
 一方、システムでは、以下2つの欄の割合を小数点2位以下切捨てで計算するため、
合計の割合が100%になりません。

 ① [子会社等及び支店等数等]タブの「【ご参考】当期の業績の概要(単位:百万円)」
  -[前年対比]欄 ※ 総括表にはない画面のみの参考項目です。
 ② [売上構成比]タブの[⑥売上構成比]-[構成割合]欄

 システムが切り捨てで計算する理由は何でしょうか?
 また、小数点の有効桁数の変更や端数の調整方法は変更できないのでしょうか?
回答
 [前年対比]欄や[構成割合]欄の小数点の割合は、小数点2位以下切捨てがシステム仕様です。
 また、小数点の有効桁数や端数調整の変更はできません。

【ご参考】小数点2位以下切捨てとしている理由
  以下の4点から小数点2位以下は切捨てとしています。
 1.会社事業概況書の記載要領の記載
   「⑥ 売上構成比」欄は、「品名又は事業部等」の売上高の多い順に記載すると
  ありますが、割合の桁数や端数調整については記載はありません。
 2.国税e-Taxソフト仕様
   「整数部3桁、小数部1桁」です。
 3.総括表の様式
   [構成割合]欄の「合計」行は斜線となっており、合計割合は記載しません。
 4.端数調整の計算
   端数調整は「切り捨て」「四捨五入」「切り上げ」の3つの方法が考えられますが、
  仮に「四捨五入」や「切り上げ」で計算すると99.95%は100%となってしまうことや、
  小数2桁以下の値の大小により、有効桁の小数第1位の値が影響を受けることを
  鑑みて、小数第2位以下は切捨てとしています。
  参考資料1
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