内訳書の住所等の文字列項目に、改行コード(※1)が含まれているためです。
改行コードを取り除いて、再度、CSVを読込み直してください。(※2)
※1 キャリッジリターン(CR(0x0D))が含まれる場合に現象が発生します。
※2 TKC専用フォーム(Excel)を使用している場合やExcelからCSVを作成している
場合は、CLEAN関数で改行コードを取り除く方法をお勧めします。
改行コードの検索・削除の方法は、
こちらをご参照ください。
【ご参考】改行コードが原因で複数行に分かれて明細が読み込まれる例
1.エラーになる改行コード(※)が含まれている場合、Excelではセル内の改行が行われた
状態です。
※ エラーになる改行コードは、キャリッジリターン(0x0D(CR))です。
(ラインフィード(0x0A(LF))ではありません。
どちらの改行コードもスペース文字のため、見た目では分からず区別できません。
以下の赤線がキャリッジリターン(CR)の入力箇所です。

※ 制御コードを表示できる高機能なテキストエディタ(以下の例はEmEditorを使用)
で改行コードを確認した場合、以下のように制御コードを可視化して確認可能
です。
(「M」がキャリッジリターン、「J」がラインフィード)

2.上記1.のデータ(「預貯金等の内訳書」)をシステムに読み込ませると、キャリッジ
リターン(CR)が含まれる金融機関名(※)が改行されてしまい、改行位置からは別の明細
として読み込まれます。
意図しない改行により明細が分かれてしまうことで、列の対応関係がずれて読み込まれ
てしまいエラーになります。
※ 2行目の「金融機関←CR」と3行目の「金融機関←CRLF」
