e-TAXグループ通算(申告書作成)
Q&Aコーナー
  整理番号:0103255
更 新 日:2024/11/07
テーマ 添付書類
質問
 TKC専用フォームを読み込ませると、明細が複数行に分かれて読み込まれてしまい、
列の対応関係がずれてしまってエラーが発生する内訳書があります。
 何が原因でしょうか?
回答
 内訳書の住所等の文字列項目に、改行コード(※1)が含まれているためです。
 改行コードを取り除いて、再度、CSVを読込み直してください。(※2)
 ※1 キャリッジリターン(CR(0x0D))が含まれる場合に現象が発生します。
 ※2 TKC専用フォーム(Excel)を使用している場合やExcelからCSVを作成している
   場合は、CLEAN関数で改行コードを取り除く方法をお勧めします。
    改行コードの検索・削除の方法は、こちらをご参照ください。

【ご参考】改行コードが原因で複数行に分かれて明細が読み込まれる例
1.エラーになる改行コード(※)が含まれている場合、Excelではセル内の改行が行われた
 状態です。
  ※ エラーになる改行コードは、キャリッジリターン(0x0D(CR))です。
    (ラインフィード(0x0A(LF))ではありません。
    どちらの改行コードもスペース文字のため、見た目では分からず区別できません。
    以下の赤線がキャリッジリターン(CR)の入力箇所です。
    参考資料1
  ※ 制御コードを表示できる高機能なテキストエディタ(以下の例はEmEditorを使用)
    で改行コードを確認した場合、以下のように制御コードを可視化して確認可能
    です。
    (「M」がキャリッジリターン、「J」がラインフィード)
    参考資料2
2.上記1.のデータ(「預貯金等の内訳書」)をシステムに読み込ませると、キャリッジ
 リターン(CR)が含まれる金融機関名(※)が改行されてしまい、改行位置からは別の明細
 として読み込まれます。
  意図しない改行により明細が分かれてしまうことで、列の対応関係がずれて読み込まれ
 てしまいエラーになります。
  ※ 2行目の「金融機関←CR」と3行目の「金融機関←CRLF」
  参考資料3
このQ&Aは役立ちましたか?