1.減算科目について(意味と表記)
科目名の前に(△)が付いている科目は「減算科目」と呼ばれており、マイナスの
金額で電子申告することを、国税e-Taxソフト仕様で求められている科目です。
システムでは、以下(※1)の区分にチェックが付いている場合(デフォルトの設定です)
減算科目の金額がプラスでも、マイナスの金額として読み込みます。
そのため、減算科目はプラスの金額で設定(※2)してください。
※1 各財務諸表の読込画面上部の[読込設定]ボタンをクリックし、[金額読込設定]
タブの「減算科目(貸倒引当金等)の場合、マイナス金額で読みこむ。」の区分

※2 例えば、貸倒引当金に10,000,000円を設定して読み込むと、-10,000,000円と
して読み込まれます。
(例)「(△)貸倒引当金 -10,000,000」は、「貸倒引当金は減算科目で、金額は
-10,000,000円」という意味です。
2.減算科目をプラスの金額で読込む方法(金額の設定方法)
上記1.※1(=「減算科目(貸倒引当金等)の場合、マイナス金額で読みこむ。」)の
区分のチェックを外すことで、そのままの金額(※)で読み込めます。
※ 例えば、当該区分のチェックを外した状態で、自己株式に100,000,000円を
設定して読み込むと、そのまま100,000,000円として読み込まれます。
(例)「(△)自己株式 100,000,000」は、「自己株式は減算科目で、金額は
100,000,000円」という意味です。
3.減算科目の一覧(対象科目)
以下となります。
1.貸借対照表
(1) 貸倒引当金
(2) 減価償却累計額
(3) 減損損失累計額
(4) 減価償却累計額及び減損損失累計額
(5) 自己株式
2.損益計算書
なし
3.製造原価報告書
なし
4.株主資本等変動計算書
(1) 自己株式