e-TAXグループ通算(申告書作成)
Q&Aコーナー
  整理番号:0103253
更 新 日:2024/11/07
テーマ 添付書類
質問
 勘定科目内訳明細書の読み込み時に、明細数上限の超過に関する以下の警告が発生し、
1明細も読み込まれませんでした。
 明細数が不足する場合は、どのように対処すればよいでしょうか?

 ------------------------------------------------------------------------------
 警告
 ! 以下の勘定科目内訳明細書は、読み込める明細数の上限を超えたため、
  読み込めません。
   (貴社独自の場合には明細以外の行もカウントしています。)

   つきましては、記載内容の簡素化(上位100明細又は事業所・支店別の記載」)
   をご検討ください。詳細は、次の国税e-Taxホームページ(「提出情報等のスリム化」
   の③(注1)のリンク先のPDF)をご確認ください。
   (https://www.e-tax.nta.go.jp/hojin/gimuka/sesaku.htm)

   NN科目内訳書名(上限:NNN件)
 -----------------------------------------------------------------------------
 参考資料1
回答
1.明細数の上限チェック
  国税e-Taxソフト仕様では、1回に送信できる容量の上限は20MBとされ、これを超
 えるデータを送信した場合にはエラーとなり、電子申告できません。
  そのため、読込時に一定の明細数を超えるデータは、読込不可としています。
  なお、明細数の上限は、以下の「【ご参考】内訳書ごとの明細数の上限」をご参照
 ください。

2.対処方法
  以下の(1)か(2)のいずれかの方法をご検討ください。
(1) 記載内容の簡素化
  記載内容の簡素化(※)を行い、明細を一定の単位にまとめて記載することにより、
 明細数を減らすことをご検討ください。
  記載内容の簡素化の詳細は、e-Taxホームページの利便性向上施策等
 「提出情報等のスリム化」の③(注1)のリンク先のPDFをご確認ください。
  ※ 上位100明細のみ記載してその他の明細は1明細にまとめて記載する方法や、
    事業所・支店別にまとめて記載する方法です。
  参考資料2

(2) 光ディスクによる提出
  令和2年4月以後の申告においては、法人税及び地方法人税の電子申告に係る一部の
 添付書類について、光ディスクにより提出することができます。
  光ディスクによる提出に当たっては、e-Taxホームページの光ディスク等による提出に当たっての留意事項をご確認ください。

3.その他、ケース別の回避方法について
(1) 貴社独自レイアウト(CSV)の場合
  1つのCSV内に複数の内訳書が含まれている場合は、CSVを内訳書ごとに分けて作
 成(分割)して読み込んでください。

(2) 国税庁指定CSVの場合
  「仮払金(前渡金)の内訳書/貸付金及び受取利息の内訳書」など、複数の内訳書が
 1つのCSVに含まれるものは、上限に達していない明細数であるにもかかわらず、
 チェックに該当してしまう場合があります。
  このような場合は、国税庁指定CSVを内訳書ごとに分けて作成(分割)して、該当の
 内訳書ごとに個別に読み込ませてください。

【ご参考】内訳書ごとの明細数の上限
01預貯金等の内訳書         (上限:6,500件)
02受取手形の内訳書         (上限:3,200件)
03売掛金(未収入金)の内訳書    (上限:3,400件)
04仮払金(前渡金)の内訳書     (上限:2,000件)
05貸付金及び受取利息の内訳書    (上限:1,300件)
06棚卸資産の内訳書         (上限:6,900件)
07有価証券の内訳書         (上限:2,300件)
08固定資産の内訳書         (上限:2,000件)
09支払手形の内訳書         (上限:3,800件)
10買掛金(未払金・未払費用)の内訳書(上限:2,900件)
11未払配当金の内訳         (上限: 250件)
12未払役員賞与の内訳        (上限: 250件)
13仮受金(前受金・預り金)の内訳書 (上限:2,200件)
14源泉所得税預り金の内訳      (上限:1,000件)
15借入金及び支払利子の内訳書    (上限:3,600件)
16土地の売上高等の内訳書      (上限:2,100件)
17売上高等の事業所別内訳書     (上限:2,600件)
18役員給与等の内訳書        (上限:2,550件)
19人件費の内訳           (上限: 150件)
20地代家賃の内訳書         (上限:1,100件)
21権利金等の期中支払の内訳     (上限: 400件)
22工業所有権等の使用料の内訳書   (上限: 400件)
23雑益等の内訳書          (上限:1,900件)
24雑損失等の内訳書         (上限:1,900件)
このQ&Aは役立ちましたか?