e-TAXグループ通算(申告書作成)
Q&Aコーナー
  整理番号:0103309
更 新 日:2024/11/07
テーマ 計算
質問  本計算後に入力漏れや入力間違いが見つかったので、親法人でWSを解除してもらい、
入力内容の修正を行いました。
 修正内容を確認するため単体仮計算を行い、別表を確認したところ、修正内容は正しく
反映されているのですが、所得や税額等が本計算時点とは金額が異なります。
 なぜでしょうか?
回答  本計算(※1)では全ての通算法人による本来のグループ通算の計算により別表が作成
されて、入力に間違いがなければ最終的な正しい所得や税額となります。
 ※1 全体仮計算の場合は、全体仮計算時点で法人税WSや地方税WSが両方確定
   されている通算法人が対象となります。

 一方、単体仮計算では、計算対象の通算法人1社から成る通算グループとみなして
グループ通算の計算を行うため、あくまで仮(※2)の金額となり、本計算時の所得や税額
とは異なる結果となります。
 ※2 損益通算等の通算額は発生せず、試験研究費の特別控除などのグループ全体で計算
   する制度については、当該1社の金額をグループ全体の金額として計算するため、
   本計算時とは所得や税額が異なります。

 このため、本計算後にWS(※3)を修正して単体仮計算を行った場合は、修正した入力
内容が別表に反映されていることを確認し、所得や税額の確認は、再度、本計算後の別表
(※4)で行ってください。
 ※3 プロセス1のマスターの内容を修正した場合も、WSの入力や計算に影響がある
   ため、再度、本計算が必要になります。
 ※4 修正対象の法人にしか影響がない修正(※5)の場合は、当該修正対象の法人のみ
   本計算後の別表を確認すればよいですが、他の通算法人にも影響がある修正の
   場合は、他の通算法人でも法人税や地方税の別表の確認が必要になります。
 ※5 文字列項目の変更(代表者名の変更や事務所所在地の変更など)や地方税の分割基準
   や外形標準課税に関する修正など
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