e-TAXグループ通算(申告書作成)
Q&Aコーナー
  整理番号:0104289
更 新 日:2025/04/07
テーマ 法人税
質問
 前期に処理の手違い等(※1)により、通算税効果額(会計上)を「未払金(通算税効果額)」
と「未収入金(通算税効果額)」の両建て(※2)にしたため、当期首にこれらの金額が
残っている状況です。
 ※1 未払金を未収入金のマイナスで入力(未収入金を未払金のマイナスで入力)した場合
   も該当します。
 ※2 通算子法人の場合、通常は通算税効果額(会計上)は、未払金か未収入金のいずれか
   のみとなります。

 通算税効果額を親法人と決済したので期首残を取崩したのですが、以下のように「未払金
(通算税効果額)」や「未収入金(通算税効果額)」の金額(※3)が残ってしまいます。
 ※3 これらの期末残を合計すると0円のため、別表5(1)の[差引合計額]の[差引翌期首
   現在利益積立金額④]欄の金額は正しいです。

 期首の金額を変更するのは方法の一つと理解していますが、前期からの利益積立金額
の繋がりを考慮すると、期首の金額は変更せずに、期中の増減で所得金額や検算式の差額に
影響させることなく、期末残が0円になるように調整するにはどうしたらよいでしょうか?   
 参考資料1
回答
 調整例はこちら(※1)(※2)をご参照ください。
 ※1 会計上と税務上の通算税効果額に差がない前提の例となります。
    会計上と税務上の通算税効果額の差額の調整方法は、以下のオンラインQ&Aを
   ご参照ください。
   【ご参考】「損金経理した通算税効果額」欄等の入力方法(会計と税務で差額が
        生じる場合の入力例を含む)(整理番号:0103823)
 ※2 上記の方法は処理の一例です。実際に入力する際は、各企業の処理方法に基づいて
   入力してください。
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