e-TAXグループ通算(申告書作成)
Q&Aコーナー
  整理番号:0101653
更 新 日:2024/11/07
テーマ インストール起動等
質問
 動作環境で「※1 Windows Updateの「重要な更新とService Pack」が0件になっている必要があります。」
とありますが、これは最新のWindows Updateが全て適用されていないといけないということでしょうか?
 また、最新のWindows Updateが適用されていない環境(PC)でも、システムの使用は可能でしょうか?
回答
 動作環境の最新の「Windows Updateの「重要な更新とService Pack」が0件」の意味は、
最新のWindows Updateで「品質機能アップデート(QU)」の重要な更新が0件になっている
状態が動作保証対象という意味です。
 「機能更新アップデート(FU)」の適用の有無は問いません。
 ※「品質機能アップデート(QU)」や「機能更新アップデート(FU)」については、
  後述の「【ご参考】Windows Updateの種類について」を参照してください。

 また、最新のWindows Update(「品質機能アップデート(QU)」)が適用されていない環境
(PC)でもシステムの使用は可能ですが、動作保証対象の環境ではないため、WindowsUpdate
が適用されていないことが原因で、稀にうまくシステムが動作しない現象が発生することが
あります。
 そのため、最新のWindows Updateで「品質機能アップデート(QU)」の重要な更新が0件に
なるようにご更新いただくことをお勧めします。

【ご参考】動作保証対象について
  弊社TKCでテストしている環境は以下となり、当該環境を動作保証対象の環境として
 います。
 「毎月一度の月例の定例アップデート(「品質機能アップデート(QU)」を適用し、最新
  のWindows Updateで重要な更新が0件になる環境」

  なお、機能更新アップデート(FU)についても最新の更新を適用し、TKCシステムの
 使用可否や利用上のご注意についてご案内しています。
  最新の「機能更新アップデート(FU)」のTKCシステムの対応状況については、
 ユーザーサポート案内(usersupport@tkc.co.jp)よりメールで適時ご案内(※1)しています。
  ※1 過去のユーザーサポート案内は、以下からご確認いただけます。
     [オンラインQ&A](※2)>[「TKCユーザーサポート案内」バックナンバー]
     >ページ左の[カテゴリー]の[OS・SP等]>ページ右の大型アップデートの情報
  ※2 Webメニューの[オンラインQ&A]のリンクや、任意の年度のシステムを
     起動し、メニューの[ヘルプ]>[オンラインQ&A]からもアクセスいただけます。
     
                        参考資料1

【ご参考】Windows Updateの種類について
  Windows10以降のWindows Updateは2種類あり以下となります。
(1) 品質更新アップデート(QU=(Quality Update))
  OSやマイクロソフト製品のセキュリティホールの修正等で、毎月第2火曜日(日本
 時間では翌日)に配信される月例の定例パッチです。
  品質更新アップデートが提供される期間が、OSのサポート期間となります。
  Windwos10や11ではWaas(Windows as a Service)の考え方で、機能更新アップデートが
 適用される度にサポート期限が延長されます。

(2) 機能更新アップデート(FU(=Feature Update))
  Windowsの機能の追加アップデートです。
  Windows 10やWindows11ではWaaSの考え方により、機能更新プログラムを適用するたびに、
 基本18ヶ月間サポート(21H2の次からは24カ月間サポート)(※1)が延長されます。
  通常のWindows10(Officeを実行する環境)は、SAC(=Semi Annual Channel)の春と秋の年に
 2度(ただし、21H2の次からは年の後半に1度のみに変更)の更新(※2)となります。
  LTSCでは機能更新アップデートはありません。
  ※1 Windows7(2020年1月14日サポート終了済)や8.1(2023 年 1 月 10 日にサポート
     終了予定)でいうところのサービスパックが、年に2度(21H2の次からやWindows11
     では年に1度)適用されるイメージです。
  ※2 機能更新アップデートのサポート期間は以下です。
     ① Windows10の場合
      1)一般・消費者向けのHome、Pro、Pro Education、Pro for Workstation、
       Pro Education:18ヶ月(21H2の次からは24ヶ月)
       ※2025年10月14日までのサポート予定
      2)企業・教育向けであるEnterprise、Education、IoT Enterprise:
       上半期リリース(H1)18ヶ月、下半期リリース(H2)30ヶ月
       (21H2の次からは24ヶ月、36ヶ月)
     ② Windows11の場合
      1)一般・消費者向けのHome、Pro、Pro Education、Pro for Workstation、
       Pro Education:24ヶ月
      2)企業・教育向けであるEnterprise、Education、IoT Enterprise:36ヶ月
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