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  整理番号:0101641
更 新 日:2024/11/07
テーマ インストール起動等
質問
 Windows 10/11 LTSC(※)は使用可能でしょうか?
 ※長期サービスチャネル(Long Term Servicing Channel)(旧LTSB)
 【ご参考】Windows10 Enterprise LTSC
回答
 使用可能です。

【ご参考】Windows 10/11 LTSCについて
1.LTSCの説明
  長期サービスチャネル(LTSC=Long Term Support Channel)は、Windows10ではEnterprise
 バージョンのみで使用可能です。
  LTSCは、インターネットがない工場などの生産ラインのPCや、医療や組み込み機器等の
 頻繁に更新が難しい特殊な環境(通常、Officeを実行しない環境)での使用を想定し、Windows
 7や8.1のように約5年か10年間のサポート(※1)が提供されます。
  (21H2からは10年から5年になります。)
  ※1 Windows10では、Enterprise LTSC 2019が最長のサポートとなり、2029年1月9日まで
     のサポートとなります。LTSCのIE11のサポート期限も同日が最長となります。

  LTSCはデバイスのセキュリティを最新の状態に保つ品質更新プログラムのみが提供されて、
 機能更新アップデートは行われないため、Windows10や11のWaaSに左右されずに安定した環境
 で長期間の運用を行うことが可能です。 (機能更新を行う際は、LTSCのバージョンを更新
 します。)

2.Windows Updateの種類について
  Windows10以降のWindows Updateは2種類あり、以下となります。
(1) 品質更新アップデート(QU=(Quality Update))
  OSやマイクロソフト製品のセキュリティホールの修正等で、毎月第2火曜日(日本
 時間では翌日)に配信される月例の定例パッチです。
  品質更新アップデートが提供される期間が、OSのサポート期間となります。
  Windwos10や11ではWaas(Windows as a Service)の考え方で、機能更新アップデートが
 適用される度にサポート期限が延長されます。

(2) 機能更新アップデート(FU(=Feature Update))
  Windowsの機能の追加アップデートです。
  Windows 10やWindows11ではWaaSの考え方により、機能更新プログラムを適用するたびに、
 基本18ヶ月間サポート(21H2の次からは24カ月間サポート)(※1)が延長されます。
  通常のWindows10(Officeを実行する環境)は、SAC(=Semi Annual Channel)の春と秋の年に
 2度(ただし、21H2の次からは年の後半に1度のみに変更)の更新(※2)となります。
  LTSCでは機能更新アップデートはありません。
  ※1 Windows7(2020年1月14日サポート終了済)や8.1(2023 年 1 月 10 日にサポート
     終了予定)でいうところのサービスパックが、年に2度(21H2の次からやWindows11
     では年に1度)適用されるイメージです。
  ※2 機能更新アップデートのサポート期間は以下です。
     ① Windows10の場合
      1)一般・消費者向けのHome、Pro、Pro Education、Pro for Workstation、
       Pro Education:18ヶ月(21H2の次からは24ヶ月)
       ※2025年10月14日までのサポート予定
      2)企業・教育向けであるEnterprise、Education、IoT Enterprise:
       上半期リリース(H1)18ヶ月、下半期リリース(H2)30ヶ月
       (21H2の次からは24ヶ月、36ヶ月)
     ② Windows11の場合
      1)一般・消費者向けのHome、Pro、Pro Education、Pro for Workstation、
       Pro Education:24ヶ月
      2)企業・教育向けであるEnterprise、Education、IoT Enterprise:36ヶ月
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