e-TAXグループ通算(申告書作成)
Q&Aコーナー
  整理番号:0101635
更 新 日:2024/11/07
テーマ インストール起動等
質問
 SQL Server 2022 Express Editionをインストールしたいのですが、インストール用の
ボタン(※)が以下の状態でインストールできません。
 どうしたらよいでしょうか?
 ※[SQL Server Express Edition(TKCシステム専用:MSSQL2014TKC)]と表示されて
  【登録済】となっており、当該ボタンが非活性でクリックできない状態
  
                        参考資料1
回答
 ご質問の状況は、[SQL Server 2014 Express Edition]が既にインストールされて
いる状態です。
 この状況で、[SQL Server 2022 Express Edition]を追加でインストールするには、
以下の対処方法となります。

1.[SQL Server 2022]のインストール
(1) Webメニュー(※1)の[システム設定]>[環境設定ツール]で[環境設定ツール]画面を
 起動します。
  ※1 ISOイメージファイル(DVD)の場合は、インストーラー(※2)を起動します。
  ※2 ISOイメージファイルの仮想ドライブやDVDドライブの直下にある
     「eCTSetup.exe」を右クリックし、「管理者として実行」より起動するインス
     トーラーの画面です。
(2) 可能であればご利用のPCのネットワークアダプターを無効にし、PCをネットワーク
 から切り離した状態(=スタンドアロン)にします。
(3) メニューの[ツール]>[SQL Server Express Edition(TKCシステム専用:MSSQL2022TKC)の
 登録](※)をクリックします。
  ※ISOイメージファイル(DVD)の場合も同様です。
   
                        参考資料2
(4) インストールがサイレントで自動に行われます。
  ※ISOイメージファイル(DVD)の場合は、TKCインストーラーの青い画面が
   表示されます。
(5) インストールが完了したメッセージが表示されるので、[OK]ボタンをクリックします。
(6) PCを再起動します。
(7) 既にプロダクトキーを登録済の年度でも、[SQL Server 2022上にシステムDBの作成が
 新たに必要になるため、ご利用の各年度のシステムで再度プロダクトキーの登録が必要に
 なります。詳しくは、以下の「【ご注意】[SQL Server 2022 Express Edition]を追加
 インストールした場合の注意点」を参照してください。
(8) プロダクトキーの登録後に、システムが起動できるかご確認ください。

【ご注意】[SQL Server 2022 Express Edition]を追加インストールした場合の注意点
  既に[SQL Server 2014]がインストールされている環境では、当該SQL Server上(※)
 にシステムDBが作成されており、当該システムDBを使用してシステムが動作して
 います。
  ※正確には、TKCシステム専用のインスタンス(MSSQL2014TKC)上にシステムDBが
   作成されています。

  この状況で、[SQL Server 2022]を追加インストールした場合、システムはバージョンの
 新しい[SQL Server 2022]にアクセスするようになるため、当該SQL Server上(※)にシステム
 DBを作成する必要があります。
  ※正確には、TKCシステム専用のインスタンス(MSSQL2022TKC)上にシステムDBが
   作成されます。

  システムDBの作成は、プロダクトキー等の登録で行われます。
  そのため、[SQL Server 2022]を追加インストールした後は、以下の作業が必要になり
 ます。
  ① Webメニューの場合
    Webメニューからシステムを起動するタイミングで、当該年度のプロダクトキー
   の登録を求められます。
    プロダクトキーを登録することで、当該年度のシステムDBが[SQL Server 2022]
   上に作成されて、当該年度のシステムが利用可能になります。
    ※ご利用の各年度に対して、各年度のプロダクトキーの再登録が必要になります。
  ② ISOイメージファイル(DVD)の場合(=ショートカットからのシステム起動)
    ご利用の各年度のシステムのインストーラー画面を起動し、プロダクトキー等の
   登録を再度行う必要があります。

【ご参考】[SQL Server 2022]に対応しているシステム年度
  1.e-TAXグループ通算 ※令和4年[2022年08月版]がシステムの初版です。
    令和5年度については[2024年04月版]。それ以外の年度版は[2024年07月版]で
   対応しています。
  2.eConsoliTax
  (1) 令和元年度版以降:[2024年07月版]で対応しています。
  (2) 平成30年度版以前:平成27年度~平成30年度版[2024年07月版](最終版)(※)のみ
             対応しています。
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