Ⅰ ログイン一時停止の処理方法
1.グループ全体の処理が可能な権限のユーザ(=通常は親法人の担当者のみ)で、ログイン
一時停止を行うデータ(※)にログインします。
※ログイン一時停止はデータ毎に行います。複数のデータや特定の年度の全てのデータを、
一括でログイン一時停止の状態にすることはできません。
※必要に応じて、子法人等にログイン一時停止を行うことを連絡します。
2.[各法人の処理状況の確認]ボタンをクリックします。
3.[TISCの処理状況]タブをクリックします。
4.[ログイン管理]ボタンをクリックします。
5.[ログイン一時停止]ボタンをクリックします。
ログイン一時停止の確認メッセージは、[OK]ボタンをクリックします。
※ログイン一時停止を行ったデータは、上記3の[TISCの処理状況]タブの左上に、
「(現在、ログイン一時停止中)」の文言が表示されます。

6.マスター解除・修正等の必要な処理を行います。
7.再度、上記1~4の処理を行い、[ログイン管理]画面を開きます。
8.[ログイン停止解除]ボタンをクリックし、ログイン一時停止を解除(※)します。
ログイン停止解除の確認メッセージは、[OK]ボタンをクリックします。
※必要に応じて、子法人等にログイン停止解除されたことを連絡します。
※ログイン停止解除を行わないと、当該データに子法人の担当者がログインできない
状況が続いてしまうので、ご注意ください。
Ⅱ ログイン一時停止の目的
ログイン一時停止は、一時的に対象のデータに親法人以外のユーザではログイン(※1)
できないようにし、マスターの修正等(※2)の作業を行う際に使用します。
なお、ログイン一時停止を行い目的の作業を終えた後は、ログイン停止解除を忘れずに
行ってください。(※3)
※1 グループ全体の処理が可能な権限のユーザ(=通常は親法人の担当者のみ)は、
ログイン一時停止中のデータでもログイン可能です。
特定の法人の処理が可能な権限のユーザ(=通常は子法人の担当者)では、ログ
イン一時停止中のデータにはログインできません。
ログイン一時停止中のデータに子法人の担当者がログインしようとすると、以下の
メッセージが表示されてログインできません。
「現在、システム管理者によってサーバへのログインが禁止されています。」

※2 他のユーザがログインしていると行えない以下の処理を行う場合に、ログイン一時停止
を使用します。
① マスターの確定解除(=マスターの修正処理)を行う場合
WSを処理中のユーザがいる場合、マスターを修正することができないためです。
② 全体計算を行う場合
処理中のユーザーにWSを解除されてしまうと、全体計算を行うことができない
ためです。
③ 前期繰越金額の複写を行う場合
複写元のデータにログイン中のユーザが存在する場合、前期繰越金額の複写が
できないためです。
④ データの更新を行う場合
データの更新を行う対象年度のいずれか1つ以上のデータにログイン中のユーザが
存在する場合、データの更新ができないためです。
⑤ 子法人にログインさせたくないデータの場合
一時的なシミュレーション用や処理済みで子法人には触らせたくないデータが
存在する場合、ログイン一時停止の機能を利用できます。
※3 ログイン停止解除をし忘れると、当該データには子法人の担当者はログインできない
状態となるのでご注意ください。