FX5
Q&Aコーナー
  整理番号:0045265
更 新 日:2023/07/07
テーマ 日常業務
質問  消費税が発生する取引を、税抜金額分の仕訳と消費税額分の仕訳に分けて計上する場合の
留意点は?
回答 メニュー「2 売上伝票」又は「3 仕入伝票」で入力してください。
 メニュー「1 振替伝票」で入力する場合は、「入力金額」欄を「税抜金額」とし、以下のよ
うに入力します。
1.「税抜金額分の仕訳」と「消費税額分の仕訳」の課税区分を同一とします。

2.「税抜金額」および「消費税額」について
(1) 「税抜金額分の仕訳」は、「税抜金額」欄を入力し、「消費税等」欄に0(ゼロ)を
 入力します。
(2) 「消費税額分の仕訳」は、「税抜金額」欄は0(ゼロ)を入力し、「消費税等」欄に
 消費税額を入力します。

 〔例〕課税仕入れ[5 ]で、取引金額が11,000円の取引の場合
   仕入[5 ] 10,000円 消費税等  0円/買掛金 11,000円
   仕入[5 ]    0円 消費税等1,000円/

(3) なお、「消費税額分の仕訳」の勘定科目を「仮受消費税等」または「仮払消費税等」と
 入力することで代用できます。この場合は、「税抜金額」欄に消費税額を入力します。

 〔例〕課税仕入れ[5 ]で、取引金額が11,000円の取引の場合
   仕入    [5 ] 10,000円 消費税等 0円/買掛金 11,000円
   仮払消費税等[5 ]  1,000円 消費税等 0円/

  ただし、この場合、メニュー「25 課税区分別取引」で確認可能な課税区分ごとの残高
 は上記(2)と同じ値となりますが、「消費税額分の仕訳」が「仕入」の取引とは認識され
 ないため、当該仕訳はメニュー「26 科目別消費税額集計表」では「仕入」の税込金額に
 含まれません。
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