FX2クラウド(個人用)
Q&Aコーナー
  整理番号:0097348
更 新 日:2021/01/25
テーマ 操作方法
質問
 銀行信販データ受信機能でAPI連携へ切り替えるようにとの案内がありましたが
「API連携」とは何ですか?これまでの仕組みとは何が違うのですか?
回答
1.銀行信販データ受信機能の仕組み
  下図のとおり、FX2等の自計化システムはIBからMoneytreeを経由して取引データ
 を受信しています。Moneytreeが、IBへのログイン、データの参照、ダウンロードとい
 う人間の作業を代行しています。
  銀行信販データ受信機能の仕組み

2.従来の連携の仕組み
  IBにアクセスする際には、IB側でのID・パスワードによる認証(本人確認)が必
 要です。さらに、IBが電子証明書方式の場合は、電子証明書が登録されたPCからのア
 クセスのみ可能です。

 【ご参考】電子証明書方式とID・パスワード方式の違い

  このため、従来はあらかじめMoneytreeのサーバにID・パスワードを預けて
 いました。またMoneytreeから直接IBへアクセスするため、電子証明書方式の場合は
 電子証明書も同様に預けておく仕組みとなっていました。これにより、データ受信が
 できるようになっていました。
  従来の連携の仕組み

3.API連携の仕組み
  一方、API連携では、あらかじめIBがMoneytreeにアクセストークン(一種の通行
 手形)を発行しておくことにより、一定期間はトークンを使ってアクセスできます。
  データ受信の都度、ID・パスワード、電子証明書が不要となるため、MTにID・パ
 スワードを預ける必要がなくなります。
  API連携の仕組み

  なお、アクセストークンには有効期限があります。通常は45~90日です。有効期限を迎
 えた場合、アクセストークンを更新する必要があります。

  【ご参考】アクセストークンの更新手順は?
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