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Q&Aコーナー
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整理番号:0111698
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更 新 日:2024/12/27
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テーマ
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操作方法
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質問
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前受金についての販売管理メニューでの処理手順は?
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回答
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FXクラウドシリーズの販売管理機能では、売上・入金伝票をもとに請求書の内容を確定する仕組みとしています。そのため、売上発生前の前受金に基づく請求書を発行することはできません。発行したい請求内容に応じて、以下のいずれかの方法による対応をご検討ください。 1.前受金の請求書は不要だが、残高の請求書を発行したい場合 以下の手順のとおり、財務会計メニューで前受金仕訳を作成した後、販売管理メニューで残高分の売上を計上することで、残高分のみの請求書を発行できます。ただし、この手順で売上を計上した場合、前受金分の売上は販売管理側の問合せ画面(売上月報など)に集計されません。 (1) 財務会計メニューで現預金(1112等)と前受金(2116)の仕訳伝票を作成します。 (2) 財務会計メニューで前受金(2116)と売上高(4111等)の仕訳伝票を作成します。 (3) 販売管理メニューで残高分の売上伝票を作成します。 (4) 上記(3)の残高分の売上伝票について請求書を発行します。 (5) 上記(4)の請求書について入金伝票を作成し、残高分の消込を行います。 2.前受金のみの請求書を個別に発行したい場合 以下の手順のとおり、諸口科目を利用して売上伝票を作成することで、前受金のみの請求書を発行できます。ただし、この手順で売上を計上した場合、取引区分月報など一部の問合せ画面において、前受金分の売上が実際とは異なる項目欄に集計されます。 (1) 取引先マスターで、前受金を受けた取引先の「販売管理」の「請求種別」を「都度請求」 に設定します。 (2) 商品マスターで、「前受金」の商品名で商品を登録します。 (3) 財務会計メニューで現預金(1112等)と前受金(2116)の仕訳伝票を作成します。 (4) 上記(2)で登録した「前受金」商品を用いて、前受金分の売上伝票を作成します。 その際、取引区分は「諸口」で作成します。 (5) 上記(4)の前受金分の売上伝票いついて、請求書を発行します。 (6) 上記(5)の請求書について、入金伝票を作成します。 その際、取引区分は「諸口」で作成します。 (7) 財務会計メニューで前受金(2116)と売上高(4111等)の仕訳伝票を作成します。 (8) 必要に応じて、上記(1)で設定した「請求種別」を「締日請求」に設定します。
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