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Q&Aコーナー
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整理番号:0100824
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更 新 日:2024/07/22
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テーマ
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操作方法
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質問
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消費税伝票の取り消し方法は?
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回答
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消費税の転嫁方式が「外税/請求時」の掛売上伝票を入力した後、請求書を出力すると消費税 伝票が作成されます。掛売上の消費税伝票は、請求書の出力によって自動で作成するため、 伝票問合せからは直接訂正したり、削除したりすることはできません。
掛売上伝票を訂正または削除した後、その取引に係る「外税/請求時」の消費税等を変更する ためには、以下の手順で行います。
(1) 最新の請求書における消費税伝票の場合 請求書に表示された掛売上伝票について、訂正または削除を行うと、最新の請求書は 「差替え発行」対象となりますので、「販売管理」ー「請求」ー「請求書の発行・差替 え・取消」で「差替えが必要な請求書」を選択し、請求書を発行します。 「差替え発行」では、請求書の取り消し処理と請求書の発行処理を同時に行います。 請求書の取り消し処理では、最新の請求書発行時に作成された「外税/請求時」の消費税 伝票の符号を反転した金額で消費税伝票を作成します。このため、元の請求書を出力した 際に作成された消費税等の金額と相殺され、消費税伝票が間接的に取り消されたことにな ります。
(2) 前回請求日以前の請求書における消費税伝票の場合 前回請求日以前の請求書に表示した掛売上伝票・入金伝票については、伝票問合せ画面 において「訂正」や「削除」をクリックしたとき、伝票を直接訂正したり削除したりする ことができません。元の伝票の金額を取り消すためのマイナス伝票を起票する間接訂正、 間接削除となります。この場合、請求書は「差替え発行」対象とはなりません。
間接的に訂正や削除を行った場合、マイナス計上した伝票や訂正後の伝票についてはと もに次回以降の請求書に表示されます。なお、請求時転嫁消費税額はマイナス計上した伝 票、および訂正後の伝票の取引金額を含めて計算します。その結果、元の消費税伝票と、 次回以降の請求書で計上される消費税伝票の差額で、元の消費税伝票は取り消された状態 となります。
なお、前回請求日以前の請求書の「差替え発行」を行うには、差替えたい請求書の請求 締日が「前回請求日」となるように、請求書の取り消し処理を行ってください。
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