e-TAX連結納税
Q&Aコーナー
  整理番号:0098591
更 新 日:2022/07/15
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質問
 個別帰属額等の届出書の提出先一元化(みなし規定)を適用し、電子申告を行い
ました。
 一部の連結法人の個別帰属額等の届出書の「受信通知」が、正しく申告できた
連結法人の受信通知と異なります。
 このようなメッセージが表示される原因と、対処方法を教えてください。

1.「連結子法人:提出先についてにお知らせ」欄に下記メッセージが
 表示されている。
 ---------------------------------------------------- 
 提出されたデータの提出先が入力されていませんでした。
 便宜上○○税務署に転送していますのでご留意ください。
 ---------------------------------------------------- 
 ※正しい受信通知では、当該欄は存在しない。

2.「連結子法人:提出先」欄が空白で、提出先の税務署が表示されていない。
  ※正しい受信通知では、当該欄には提出先(申告先)の税務署名が記載される。

 【ご参照】提出先(申告先)税務署が空欄となる場合の受信通知のイメージ
  参考資料1
回答
【原因】
 該当の連結子法人について、メニュー[311.電子申告基本情報の入力・確認]の
「国税・地方税の申告先の確認」タブの「署番号(必須)」欄が空欄のためです。

【ご対応方法】
 「受信通知」は正常ですので、電子申告は完了しています。また、「みなし規定」
も適用されます。
 なお、国税庁に確認したところ、「受信通知」に指摘のメッセージが記載されて
いる場合でも、「みなし規定」が適用されて基本的に個別帰属額等の届出書は再提出
不要とのことです。
 ※便宜的に当該連結子法人の代表局署に送られており(みなし提出)、提出先税務署
  と連結子法人の代表局署のそれぞれの職員が、申告内容の確認等を行うことが
  できるようです。

 仮に、所轄税務署から再提出が求められた場合は、下記の対処方法となります。

Ⅰ 連結子法人の処理
  該当の連結子法人(「受信通知」で提出先が入力されていない旨が記載された
 連結子法人)でe-TAX連結納税を起動し、メニュー311の「国税・地方税の
 申告先の確認」タブで、「署番号(必須)」欄に提出先(申告書)税務署のコード
 を正しく入力します。

Ⅱ 連結親法人の処理
1.メニュー312で国税の電子申告データを再変換します。
2.メニュー313~315で必要な電子署名を行います。
3.メニュー316で国税の電子申告を行い、即時通知を確認します。
  ※国税しか電子申告データを作成していない場合や、既に地方税が電子申告
   済みの場合は、国税のみの電子申告となります。
4.メニュー317で受信通知を確認し、メッセージが表示されない(現象が解消
 された)ことを確認します。
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