システム未対応書類は、法人税申告書類については、e-Taxソフト(PC版)で
xtxファイルを作成し、地方税申告書類については、PCdesk(DL版)でxmlファイルを作成
します。
作成したファイルは、e-TAX連結納税のメニュー「312.電子申告データの作成(完成)」
の「e-Taxソフトで作成したeConsoliTax未対応書類の追加読込」(地方税申告書類は
「Pcdeskで作成したeConsoliTax未対応書類の追加読込」)で読み込みます。
当該手順の詳細は、下記の[解説]ボタンよりダウンロードされる、「eConsoliTax
未対応書類の電子申告手順」のPDFファイルをご確認ください。
<PDFの確認方法>
下記のいずれのボタンからでも確認可能です。
1.e-TAX連結納税の「法人税申告書の作成」タブの「解説」ボタン(黄色)
2.e-TAX連結納税の「312.電子申告データの作成(完成)」画面の「e-Taxソフトで
作成したeConsoliTax未対応書類の追加読込」ボタンをクリックし、画面下部の
「eConsoliTax未対応書類の電子申告手順」ボタン(黄色)
また、下記の未対応別表の電子申告の解説動画も合わせてご参照下さい。
・Webメニューの「オンラインQ&A」(※) >「コンサルティング・ツール一覧」
> ページ左の「カテゴリー」の「オンデマンド研修」 > ページ右の下記リンク
※システムのメニューの「ヘルプ」 > 「オンラインQ&A」からもアクセス
できます。
1.eConsoliTax未対応別表の電子申告(親法人様向け「みなし規定」適用あり)
2.eConsoliTax未対応別表の電子申告(親法人様向け「みなし規定」適用なし)
【ご参考】未対応書類の電子申告の留意点(4点)
1.システムで作成できる別表の読み込みについて
当初申告ではできませんが、追加送信(※1)(※2)では可能です。
(※1)追加送信では、システムで作成できる書類も、未対応書類として読み込め
ます。
(※2)仮に、システムで作成した書類と、同じ別表を未対応書類として読み込んだ
場合、追加送信では、システムで作成した書類を優先します。
例えば、別表16(8)の明細数が不足しているため、システムでは当該別表は作成
せず、e-Taxソフト(PC版)で当該別表のデータ(xtxファイル)を作成した場合、当初
申告では当該別表のxtxファイルを、読み込ませることはできません。
追加送信を利用して、当該データを読み込んで電子申告します。
2.未対応別表のデータ作成時に、必ず作成される別表について
e-Taxソフトでは、連結確定申告の手続きでは別表1の2、親法人や子法人の添付
書類の手続きでは個別帰属額の届出書が、必ず一緒に作成されます。
これらの書類は、当初申告ではシステム対応書類のため、読み込まれません。
また、これらの書類は、追加送信できない書類(※)のため、
読み込まれません。
(※)【ご参考】追加送信で送れない書類
(1) 別表1の2・別表18の2 (親法人)
(2) 個別帰属額の届出書 (連結法人)
(3) 第6号様式・第20号様式(連結法人)
※下記の添付書類は、システムで作成したものは追加送信できますが、e-Tax
ソフトで作成したxtxファイルや、会計システムから出力した勘定科目内訳
明細書等のxtxファイル等は読み込めません。
① 財務諸表
② 勘定科目内訳明細書
③ 税務代理権限証書(税法30条)
④ 添付書面(税法33条の2)
3.未対応書類を複数のxtxファイルで読み込むことの可否について
各手続き(※1)で、読み込めるxtxファイルは1つです。
未対応書類を、複数のxtxファイルに分けて、読み込むことはできません。
(※1)親法人は、メニュー312の「連結法人税等」、「添付書類①(親法人分)」
、及び「添付書類②(子法人分)」の3つの手続きです。
子法人は、メニュー312の「個別帰属額等の届出」の1つの手続きです。
4.未対応書類のxtxファイルの読込時のエラーについて
下記のエラーが発生する場合、
e-Taxソフトで税目や申告区分を間違えて作成した
ことが原因です。
例1:連結法人税を選択すべきところ、法人税でデータを作成した場合
例2:子法人の添付書類のため、e-Taxソフトでは「連結確定申告添付書類
「個別帰属額等の届出‐子法人分」」で作成すべきところ、間違えて
親法人の添付書類用の「連結確定申告添付書類「個別帰属額等の届出
-親法人分」で作成してしまった場合など
税目や申告区分をご確認のうえ、e-Taxソフトでデータを再作成してください。
※別表16など、単連共通の別表でも、税目が異なるとエラーとなります。
「エラー:税目・手続きが異なるデータのため読み込めませんでした。」