原因として次のいずれかが考えられます。各々の原因に応じて対処を行い、再度電子署
名を行ってください。
1.電子署名時の「認証局サービス名」の選択が誤っている。
<対処>
(1) 新暗号に対応した「AOSignサービス電子証明書」(ICカード券面に「V4」と記載)で
電子署名する場合、「AOSignサービス(V4)」を選択してください。
(2) 個人番号カードで電子署名する場合
「公的個人認証サービス(番号カード)」を選択してください。
2.電子証明書専用ソフトが登録(更新)されていない。
<対処>
ICカードタイプの電子証明書を利用するには、ICカードから電子証明書を読み取る
ためのソフトウェアをPCごとに登録する必要があります。電子証明書の取扱説明書等
に従い、登録(更新)してください。
3.ICカードリーダライタのドライバ等の登録、設定を行っていない。
<対処>
ご利用のICカードリーダライタ、電子証明書のインストール手順書や取扱説明書等に
従い、ドライバ等を登録してください。
なお、ご利用の電子証明書によっては、電子申告を行うための設定が必要な場合があり
ます。詳しくはご利用の電子証明書発行機関へお問合せください。
4.ICカードリーダライタのドライバ等の正常に登録できていない。
<対処>
ご利用のICカードリーダライタ、電子証明書のインストール手順書や取扱説明書等に
従い、ドライバ等を一旦削除し、ドライバ等を登録してください。
5.PCの電源を投入後に、ICカードリーダライタを接続している。
<対処>
PCを再起動してください。
6.複数のICカードリーダライタのドライバが登録されている。
<対処>
利用するICリーダライタ1機種のドライバのみ登録してください。
それ以外の(使用しない)ドライバについては、ドライバを削除してください。
7.ICカードリーダライタのドライバ登録前に、ICカードリーダライタをPCに接続し
た。
<対処>
ICカードリーダライタのドライバを登録してから、ICカードリーダライタをPCに
接続し、その後PCの電源を入れてください。
8.個人番号カードをご利用の場合、対応ICカードリーダライタを利用していない。
<対処>
個人番号カードで電子署名するには、対応したICカードリーダライタが必要です。
対応ICカードリーダライタは、公的個人認証サービスポータルサイトに「個人番号カ
ードに対応したICカードRW一覧」として公開されていますので、ご確認ください。
(
https://www.jpki.go.jp/prepare/reader_writer.html)
9.個人番号カードをご利用の場合、Windows の更新プログラムを適用していない。
<対処>
公的個人認証サービスポータルサイトの案内では、「利用者クライアントソフト」は、
SHA256 に対応するため、 下記の Windows 更新プログラムの適用が必須です。
(
https://www.jpki.go.jp/download/win.html)
(1) Windows 8.1 の場合
Windows の更新プログラム(KB2919355)
(2) Windows 7 の場合
Windows の更新プログラム(KB3035131)
Windows の更新プログラム(KB3033929)
※手動で更新する場合は KB3035131 を先にインストールした後、KB3033929 をインス
トールしてください。
10.個人番号カードをご利用の場合、対応した「利用者クライアントソフト」を登録して
いない。
<対処>
個人番号カードで電子署名するには、対応した「利用者クライアントソフトVer3.0」以上
をパソコンに登録する必要があります。「利用者クライアントソフト」は、公的個人認証
サービスポータルサイトで公開されています。
(
https://www.jpki.go.jp/download/win.html)