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Q&Aコーナー
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整理番号:0090998
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更 新 日:2019/06/18
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テーマ
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計算と結果確認
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質問
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「注記:繰延税金資産・負債の発生原因別内訳」の「解消予定年度と回収見込年度との税 率差異等」欄の内容はどういうものですか?
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回答
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eTaxEffectでは、企業会計基準適用指針第26号「繰延税金資産の回収可能性に関する適用 指針」の第7項を参考にし、一時差異ごとには回収可能性の判断を行わず、将来減算一時差 異の合計額で、将来減算一時差異に係る繰延税金資産の回収可能性を判断しています。 一時差異ごとには、回収見込年度を把握できないため、「繰延税金資産及び繰延税金負債 の発生原因別の主な内訳」では、一時差異ごとの「繰延税金資産」欄に、解消予定額に当該 解消予定年度の実効税率を乗じた金額の合計額を表示します。 また、「解消予定年度と回収見込年度との税率差異等」には、回収見込年度の実効税率を 適用して計算した「繰延税金資産小計」から解消予定年度の実効税率を適用して計算した一 時差異ごとの繰延税金資産の合計額を差し引いた金額を表示します。 この結果、当欄には、以下の2種類の金額が表示されます。
1.将来減算一時差異の解消予定額のうち、解消予定年度で回収可能と判断されず、その後 の事業年度で回収見込と判断された場合でかつ、「解消予定年度」と「回収見込年度」と に実効税率の差異がある場合、当該解消予定額に実効税率の差異を乗じた金額
2.繰延税金資産を計算する際の端数処理で生じた端数
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