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Q&Aコーナー
  整理番号:0090960
更 新 日:2023/06/21
テーマ 計算と結果確認
質問  「一時差異残高確認表」「一時差異スケジューリング結果確認表」が、「206.入力モニ
ターの印刷」と「306(408).計算結果確認表の印刷」から出力できますが、どういった違い
がありますか?
回答  次の①と②の両方の条件を満たす場合に限り、以下1、2のとおり、印刷を指示した
メニューにより、異なる金額が表示されます。
 ①通算グループへの加入予定がある会社である。
 ②「単体仮計算」を行った後の状態である。

 「通算グループへの加入予定がない会社」や、「加入予定がある会社でも「グループ全体
の計算」を行った後の状態」では、印刷を指示したメニューによる違いはありません。

1.一時差異スケジューリング結果確認表
(1)「206.入力モニターの印刷」
  通算グループに加入する予定の事業年度の「解消予定額」を、「加入前の事業年度」と
 「加入後の事業年度」とに分けて表示します。
  また、当該「解消予定額」に基づく「繰延税金」も、「加入前の事業年度」と「加入後
 の事業年度」と分けて計算・表示します。

(2)「306.計算結果確認表の印刷」
  通算グループに加入する予定の事業年度の「解消予定額」を、「加入前の事業年度」と
 「加入後の事業年度」の合計額で表示します。
  また、当該「解消予定額」に基づく「繰延税金」も、「解消予定額」の合計額をもとに
 計算・表示します。
 ※「単体仮計算」では、当該会社がグループ通算未採用の会社(単体納税の会社)であると
  みなした税額計算・税効果計算を行います。そのため、「加入前の事業年度」と「加入後
  の事業年度」の入力金額を合計した金額に基づき計算結果を表示します。

2.一時差異残高確認表
  上記「1.一時差異スケジューリング結果確認表」の計算結果に基づき、「当期決算時残
 高」に係る「繰延税金」を表示します。
  そのため、当該「繰延税金」を計算する際の端数処理により、「206.入力モニターの印刷」
 と「306.計算結果確認表の印刷」とで、数円の違いが生じる場合があります。
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