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Q&Aコーナー
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整理番号:0090886
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更 新 日:2020/01/27
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テーマ
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RP入力
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質問
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RP「その他の入力項目」の「所得税額等」タブにある「控除対象外の所得税額・復興特
別所得税額」に入力した場合の影響箇所はどこになりますか?
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回答
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「控除対象外の所得税額・復興特別所得税額」に入力した場合の影響箇所は、以下のとお
りです。
1.当期の加算・減算額の確認表(メニュー302(403))
(1) 控除対象外とした所得税額等
「101.企業グループ情報」の「仕訳作成の設定①」タブで、「源泉所得税額・復興特別
所得税額(控除対象外)」の「期中の計上科目」の設定が
①「租税公課」の場合
0
②「租税公課」以外の場合
「控除対象外の所得税額・復興特別所得税額」×(-1)
2.注記:法定実効税率と実際の税負担率との差異(メニュー505)
(1) 法人税等に計上した損金算入の租税公課に係る税額
①システムの利用形態が「当期の税額計算と税効果計算の両方を行う」の場合
以下の1)と2)の合計額を表示します。
1)「控除対象外の所得税額・復興特別所得税額」
a.「101.企業グループ情報」の「仕訳作成の設定①」タブで、「源泉所得税額・
復興特別所得税額(控除対象外)」の「決算時の計上科目」が「法人税、住民税
及び事業税」の場合
「控除対象外の所得税額・復興特別所得税額」
×(1-当期の税額計算における実効税率(全体)))
b.上記a.以外
0
2)「税額控除対象外の外国法人税の納付額等」
a.「101.企業グループ情報」の「仕訳作成の設定①」タブで、「納付した外国法人
税額(控除対象外)」の「決算時の計上科目」が「法人税、住民税及び事業税」
の場合
「税額控除対象外の外国法人税の納付額等」
×(1-当期の税額計算における実効税率(全体)))
b.上記a.以外
0
②システムの利用形態が「税効果計算のみ行う」の場合
計算しません。
(2) 税効果会計適用後の法人税等
「仮払税金・未払法人税等からの振替額」の「所得税額等」に、RP「その他の入力項
目」で入力した以下の①と②の合計額を表示します。
なお、「法人税、住民税及び事業税」から「仮払税金」・「未払法人税等」、または
「仮払税金」・「未払法人税等」から「法人税、住民税及び事業税」への振替額を表示し
ます。
①控除所得税額・控除復興特別所得税額(合計)
②控除対象外の所得税額・復興特別所得税額
3.「期中の計上科目」から「決算時の計上科目」への振替仕訳(メニュー504)
(1) 借方
「源泉所得税額・復興特別所得税額(控除対象外)」の「決算時の計上科目」
(2) 貸方
「源泉所得税額・復興特別所得税額(控除対象外)」の「期中の計上科目」
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