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Q&Aコーナー
  整理番号:0097746
更 新 日:2021/02/05
テーマ 地方税
質問
 予定申告(中間申告(仮決算)で引き継がれている前期実績の税額等が、前期の確定申告
と異なるのはなぜでしょうか?
 また、前期の確定申告から正しい税額等を再連動するにはどうしたらよいでしょうか?
回答
 年度更新は、年度更新時点に作成されている複写元(確定申告等(※))の連結法人税や
地方税の税額等が、翌期の複写先のデータに引き継がれます。
(※)確定申告や修正申告

 そのため、年度更新以降に確定申告等のデータを修正された場合、実際の申告時の
税額等が、既に年度更新で引き継がれた前期実績の税額等と異なることになります。
(前期実績が異なるケースのイメージは、こちらをご参照ください。)

 ご対応方法は下記となります。

【ご対応方法】
1.[原則]前期実績の税額等を手で修正する方法
 前期の確定申告等から前期実績の税額等を再連動することができないため、
まことに申し訳ございませんが、実際の前期申告時の確定税額に手で修正してください。

2.予定申告(中間申告(仮決算))データを削除する方法
 原則的には上記1のご対応となりますが、地方税の申告先が多く、手で修正するのが
難しい場合は、下記の注意点をご理解いただいたうえで、予定申告等データの削除を
ご検討ください。

 予定申告等データは個別処理でのご対応となるため、必要な場合は弊社の営業担当
までお申しつけください。
 弊社側で、予定申告等データの個別処理が終了後、再度、予定申告等データを年度更新
で作成し直してください。

【ご注意】予定申告等データを削除した場合の注意点
 予定申告等データを削除し、前期の確定申告等から年度更新で予定申告等データを作成
し直す場合、予定申告以降の処理で、下記①か②のいずれかのご対応が必要になる可能性
があります。

 ①次の処理区分を予定申告から作成する場合
   予定申告等データの複写元として、本来は作成済みの当年度の月次試算・四半期
  試算のデータを経由すべきだった場合は、当該月次試算・四半期試算の入力データ
  は引き継げない為、再度、作成済みの月次試算・四半期試算の内容を再入力する必要
  があります。

 ②次の処理区分を予定申告から作成せず、第2四半期等から作成する場合
   既に作成済みの月次試算・四半期試算の入力内容を活かすために、予定申告を経由
  しない場合は、予定申告で算出した予定納税額を次の処理区分で手入力する必要が
  あります。
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