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Q&Aコーナー
  整理番号:0090118
更 新 日:2022/02/28
テーマ マスター
質問
 親法人が3月決算の連結納税グループですが、親法人が他の連結納税グループの子法人
になるため、当期が最後連結事業年度となり、通常の連結事業年度とは期末が異なり
2月末までとなります。
 このような場合、最後の確定申告データを作成する際に、連結事業年度の期末を
2月末に変更すればよいのでしょうか?
 また、すでに確定申告データを作成済の場合、期末を変更するにはどうしたらよい
でしょうか?
回答
 これからデータを作成する場合も、既にデータを作成済の場合も、連結事業年度の期末を
変更する方法は同様で、以下の処理を行ってください。
 ※データの作成時に連結事業年度の期末を変更しても、各連結法人の連結事業年度の
  期末が併せて変更されることはありません。以下の処理を行う必要があります。
 ※因みに、データの作成時の連結事業年度の期末を変更する影響は、当該作成する
  データが四半期の場合に、計算処理期間の期末の初期値が、連結事業年度の期末
  に併せて表示されることのみです。

 以下の手順で変更してください。

Ⅰ 【親法人】連結親法人事業年度(=グループの連結事業年度)の期末年月日の修正
1.マスターが登録完了されている場合は、「マスター修正(確定解除)」ボタンを
 クリックし、マスターを解除します。
2.画面上部の「ツール」から、「連結事業年度の変更」を選択し、連結事業年度の
 期末年月日を変更します。
  ※当該画面で変更する連結事業年度は、連結親法人事業年度です。
3.変更後、「マスター登録完了(確定)」ボタンをクリックします。
  
                        参考資料1

Ⅱ 【各連結法人】個別事業年度の期末年月日の修正
  ※地方税の事業年度(=均等割の月数計算等)や、法人税で各連結法人に適用される
   制度(減価償却の当期の月数等)の事業年度に使用されます。

 各連結法人で以下を修正します。(親法人も修正が必要なことにご留意ください。)

1.修正する連結法人の連結法人税RPを解除します。
2.以下の期末年月日を、上記Ⅰ2.の親法人連結事業年度の期末年月日に合わせて修正
 します。
  メニュー402(404) > 「1の2:法人税額の計算基礎(必須)」RP > 「個別帰属額1/2」タブ
  >「法第15条の2の事業年度」欄の期末年月日
3.他の連結法人についても、同様に修正します。
  
                        参考資料2
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