ASP1000R(地方税の電子申告の部)
Q&Aコーナー
  整理番号:0099746
更 新 日:2023/04/07
テーマ 事前準備・登録
質問
 メニュー811-1の「国税・地方税の申告先の確認」タブの「提出先税務事務所」が
クリアされています。

 税事務所の情報は、年度更新や新規DBの作成で次のデータに引き継がれていましたが、
なぜ削除されてしまったのでしょうか?
回答
以下のいずれかの原因が考えられます。

1.計算処理を行う前にメニュー811-1を開いた。
(1) 提出先税務事務所は、計算結果(=作成済の申告書データ)と整合性をとっています。
(2) そのため、地方税の計算処理を行っていない状態(=法人税WSのみ入力して計算し、
 地方税WSは未入力の状態)でメニュー811-1を選択すると、地方税申告書が作成されて
 いないために提出先がないと判断されて、引き継がれている設定済みの「提出先税務事務
 所」がクリアされます。
(3) 計算を行う前には、当該メニューは開かないようにご留意ください。

2.メニュー811-1を開く前に年度更新を行った。
(1) 「提出先税務事務所」は、当該データで初めてメニュー811-1を開いたタイミングで、
 引き継がれてきた税務事務所情報が、画面に連動されます。
(2) そのため、一度も811-1を開いていない状態で年度更新を行うと「提出先税務事務所」
 が連動設定されていないため、引き継ぐことができずにクリアされた状態になります。
(3) 計算後にメニュー811-1を開いてから、年度更新を行ってください。
※確定申告の業務が完了する前に、翌年度の第一四半期を作成する場合等で発生します。

3.中間申告をASP1000Rで処理したが電子申告をしなかった。
(1) 上記2と同じ原因です。
(2) 中間申告(仮決算)や予定申告のデータを作成したが、電子申告は行わないため
 メニュー811-1は開かずに、当該データから新規DBの作成で、次の処理区分のデータを
 作成した場合です。
(3) 申告データを処理する場合は、計算後にメニュー811-1を開いてから、新規DBの作成
 を行ってください。
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