ASP1000R(国税の電子申告の部)
Q&Aコーナー
  整理番号:0089212
更 新 日:2025/07/14
テーマ 受信通知
質問
 電子申告データを送信したところ、受信通知で次のエラーが表示されました。対処方法を
教えてください。

 エラー:HUBH001E:送信されたデータ形式では読み取ることができません。
回答
 国税庁の「国税e-Taxソフト仕様」で指定された入力内容となっていない場合に、返信さ
れるメッセージです。以下の点を確認してください。

1.ご利用の会計ソフトで作成した国税庁指定XBRL形式の財務諸表を読み込んでいる場合、
 国税電子申告で利用できない文字(例:半角カナ文字)が含まれていないか?
  ASP1000Rでは、ご利用の会計ソフトで作成した国税庁指定XBRL形式の財務諸表に国税
 電子申告で利用できない文字があってもチェックできません。そのため、ご利用の会計
 ソフトで、勘定科目名や個別注記表に国税電子申告で利用できない文字(例:半角カナ
 文字)の有無を確認してください。国税電子申告で利用できない文字(半角カナ文字等)
 がある場合、全角カナ文字や代替文字に修正してください。修正後、再度、国税庁指定
 XBRL形式の財務諸表を作成し、ASP1000Rに読み込んでください。

2.電子申告データ作成時に「電子申告データ送信前チェック確認表」にエラー項目(★印)
 がなかったか?
  [812.電子申告データの作成(完成)]で、申告データ作成後に表示される「電子
 申告データ送信前チェック確認表」に黒い星印(★)がある場合は、国税受付システムで
 エラーとなってしまいます。
  エラー項目に表示されている該当箇所とメッセージの内容を確認後、代替文字へ変更等
 の対応を行い、電子申告データを再作成して、「電子申告データ送信前チェック確認表」
 に黒い星印(★)がなくなったことを確認してから、国税受付システムへ送信してくだ
 さい。
 【ご参考】
 (電子変換) 電子申告データの作成時にチェックされる項目(整理番号:0099799)
 参考資料1

3.申告書の年月日が令和100年以上になっていないか?(CSV読込で作成した別表)
(1) 年月日の「年」は画面上では2桁(令和99年)までしか入力できませんが、CSVを
 読み込ませた場合、WSによっては「年」が3桁以上で読み込めてしまう場合があります。
  例えば、令和6年11月30日とするためにCSVでは20241130と入力すべきところ、間違
 えて21241130(=令和106年11月30日)の100年先の西暦としてしまうケースなどが該当し
 ます。
  この場合、電子申告データの作成時にはエラーになりませんが、電子申告時に国税
 受付システム(e-Tax)側でデータのチェックが行われて、エラーとなります。
(2) 年月日の項目がある明細をCSVから読み込ませた場合は、読み込ませたCSVファ
 イルを開いて、21180101(=令和100年1月1日)以降が入力されていないかをご確認
 ください。該当する場合は、明細があるワーキングシートを開いて「年」を削除した後
 に、正しく修正してください。
  修正後、再度、電子申告データの作成を行い、電子署名・電子申告の送信を行ってく
 ださい。
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