国税庁の「国税e-Taxソフト仕様」で指定された入力内容となっていない場合に、返信さ
れるメッセージです。以下の点を確認してください。
1.ご利用の会計ソフトで作成した国税庁指定XBRL形式の財務諸表を読み込んでいる場合、
国税電子申告で利用できない文字(例:半角カナ文字)が含まれていないか?
ASP1000Rでは、ご利用の会計ソフトで作成した国税庁指定XBRL形式の財務諸表に国税
電子申告で利用できない文字があってもチェックできません。そのため、ご利用の会計
ソフトで、勘定科目名や個別注記表に国税電子申告で利用できない文字(例:半角カナ
文字)の有無を確認してください。国税電子申告で利用できない文字(半角カナ文字等)
がある場合、全角カナ文字や代替文字に修正してください。修正後、再度、国税庁指定
XBRL形式の財務諸表を作成し、ASP1000Rに読み込んでください。
2.電子申告データ作成時に「電子申告データ送信前チェック確認表」にエラー項目(★印)
がなかったか?
[812.電子申告データの作成(完成)]で、申告データ作成後に表示される「電子
申告データ送信前チェック確認表」に黒い星印(★)がある場合は、国税受付システムで
エラーとなってしまいます。
エラー項目に表示されている該当箇所とメッセージの内容を確認後、代替文字へ変更等
の対応を行い、電子申告データを再作成して、「電子申告データ送信前チェック確認表」
に黒い星印(★)がなくなったことを確認してから、国税受付システムへ送信してくだ
さい。
【ご参考】
(電子変換)
電子申告データの作成時にチェックされる項目(整理番号:0099799)
3.申告書の年月日が令和100年以上になっていないか?(CSV読込で作成した別表)
(1) 年月日の「年」は画面上では2桁(令和99年)までしか入力できませんが、CSVを
読み込ませた場合、WSによっては「年」が3桁以上で読み込めてしまう場合があります。
例えば、令和6年11月30日とするためにCSVでは20241130と入力すべきところ、間違
えて21241130(=令和106年11月30日)の100年先の西暦としてしまうケースなどが該当し
ます。
この場合、電子申告データの作成時にはエラーになりませんが、電子申告時に国税
受付システム(e-Tax)側でデータのチェックが行われて、エラーとなります。
(2) 年月日の項目がある明細をCSVから読み込ませた場合は、読み込ませたCSVファ
イルを開いて、21180101(=令和100年1月1日)以降が入力されていないかをご確認
ください。該当する場合は、明細があるワーキングシートを開いて「年」を削除した後
に、正しく修正してください。
修正後、再度、電子申告データの作成を行い、電子署名・電子申告の送信を行ってく
ださい。