以下のいずれかの原因が考えられます。
各々の原因に応じて対処を行い、再度、電子署名を行ってください。
1.「認証局サービス名」欄で「日税連 税理士用電子証明書」が選択されていない。
<対処>
電子署名画面の「認証局サービス名」欄で、「日税連 税理士用電子証明書」を
選択してください。
2.「税理士用電子証明書」を使用するための「ICカードドライバ」を登録していない。
<対処>
日本税理士会連合会ホームページから、「五世代税理士用電子証明書管理ツール」を
ダウンロードして、インストールしてください。
これにより、ICカードのドライバ(ICカードを読み取るためのソフトウェア)も
インストールされます。
3.ICカードリーダライタのドライバ等の登録、設定を行っていない。
<対処>
ご利用のICカードリーダライタの作成元のホームページより、最新のドライバを
ダウンロードして更新してください。
4.ICカードリーダライタのドライバ等が正常に登録できていない。
<対処>
ご利用のICカードリーダライタ、電子証明書のインストール手順書や取扱説明書等に
従い、ドライバ等を一旦削除し、再度、最新のドライバを登録してください。
5.PCの電源を投入後に、ICカードリーダライタを接続している。
<対処>
PCを再起動してください。
6.複数のICカードリーダライタのドライバが登録されている。
<対処>
利用するICリーダライタ1機種のドライバのみ登録してください。
それ以外の(使用しない)ドライバは、PCから削除してください。
7.ICカードリーダライタのドライバ登録前に、ICカードリーダライタをPCに
接続した。
<対処>
ICカードリーダライタのドライバを登録してから、ICカードリーダライタを
PCに接続してください。
8.個人番号カードをご利用の場合、対応ICカードリーダライタを利用していない。
<対処>
個人番号カードで電子署名するには、対応したICカードリーダライタが必要です。
対応ICカードリーダライタは、公的個人認証サービスポータルサイトに
「個人番号カードに対応したICカードRW一覧」として公開されていますので、
ご確認ください。
9.個人番号カードをご利用の場合、Windows の更新プログラムを適用していない。
<対処>
公的個人認証サービスポータルサイトの案内では、「利用者クライアントソフト」は、
SHA256 に対応するため、
こちらの Windows 更新プログラムの適用が必須です。
(1) Windows11の場合
Windowsの2021年11月以降の累積更新プログラム
(2) Windows 8.1 の場合
Windowsの更新プログラム(KB2919355) ※SHA256対応
10.個人番号カードをご利用の場合、対応した「利用者クライアントソフト」を登録して
いない。
<対処>
個人番号カードで電子署名するには、対応した「利用者クライアントソフトVer3.0」
以上をパソコンに登録する必要があります。
「利用者クライアントソフト」は、
公的個人認証サービスポータルサイトで公開
されています。
11.PCに保存されている暗号化された電子証明書の情報をクリアする。
(1) 以下の手順で、証明書情報(初回署名時に作成される)を移動します。
① 「Windowsキー + r」を押下し、「ファイル名を指定して実行」画面を開きます。
② 名前欄に「%UserProfile%\AppData\Roaming\Microsoft\Crypto\RSA」を入力して
OKボタンをクリックします。(「」は入力不要です。)
③ C:\Users\(ログインユーザ名)\AppData\Roming\Microsoft\Crypto¥RSA
のRSAフォルダが開きます。
④ 「S-1-5」で始まる名前のフォルダをデスクトップ等に切り取って移動します。
複数存在する場合は、すべてを移動してください。
(ご注意) リネーム(名前の変更)では解消しませんので、必ずフォルダを移動
してください。
(2) ASP1000Rで、税理士のICカードで電子署名を行い、エラーが解消されるか
確認します。
(署名すると、S-1-5で始まるフォルダが再作成されます。)
(3) 問題なく署名できた場合は、デスクトップ等に移動した「S-1-5」で始まる名前の
フォルダは、削除してOKです。