ASP1000R(国税の電子申告の部)
Q&Aコーナー
  整理番号:0099666
更 新 日:2022/01/21
テーマ データ作成
質問
 貴社独自レイアウトの財務諸表の読み込みで、誤ってWord等で作成した個別注記表を
読み込みました。その後、Word等で作成した個別注記表をテキストファイル(txt)に
変換して読込み直しましたが、e-Taxで利用できない文字が多数登録されました。
 
                        参考資料1

 代替文字を設定せずに個別注記表の読込の画面を閉じようとすると、以下のメッセージ
が表示されます。
 
                        参考資料2

 すべてのe-Taxで利用できない文字について、代替文字を設定しなければならないので
しょうか?
回答
 下記の手順で、多数登録されたe-Taxで利用できない文字を一括で削除できます。
 なお、下記の手順によるe-Taxで利用できない文字の一括削除は、メニュー14で
「読み込む財務諸表の指定」を「貴社独自レイアウトの財務諸表」にしている場合に
のみ利用できます。

(※)一括削除する前にご確認ください。
  ① 下記の手順では、既に設定済みの代替文字もクリアされます。
    そのため、下記の手順でe-Taxで利用できない文字をクリアした後は、
    必要な代替文字を再度登録してください。
    具体的には、代替文字の登録が必要な書類(例:貸借対照表)を再度読込、
   e-Taxで利用できない文字について、代替文字を再度登録してください。
  ② 下記の手順は、多数登録されたe-Taxで利用できない文字について代替文字を
   設定する時間がない場合など、あくまで例外的な対処方法です。
    そのため、通常は、e-Taxで利用できない文字について代替文字を設定して
   ください。

(手順)
1.メニュー71を開きます。
2.「Ctrl + Alt + d」の3つのキーを同時に押下します。
3.以下のメッセージが表示されるので、「はい」ボタンをクリックします。
  これで、設定済みの代替文字も含め、e-Taxで利用できない文字はすべて
  削除されます。
  
                        参考資料3

(ご参考)e-Taxで利用できない文字が多数登録される理由
1.国税e-Taxソフト仕様では、Word等で作成されたデータは送信できません。
  Word等で作成されたデータに含まれる制御コードは、国税e-Taxソフト仕様で、
 利用できない文字となります。
2.また、システムでは財務諸表の書類を読み込むごとに、含まれるe-Taxで利用できない
 文字を追加登録します。
  なお、登録済のe-Taxで利用できない文字は、追加登録しません。
3.そのため、一度、Word等で作成したファイルを読込後、テキストで再度読み込んだ
 場合でも、当初読み込んだWord等で作成したファイルに含まれるe-Taxで利用できない
 文字が登録されたままとなります。
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