ASP1000R(国税の電子申告の部)
Q&Aコーナー
  整理番号:0099405
更 新 日:2022/01/07
テーマ データ作成
質問
 独自レイアウトの財務諸表を読み込ませた結果、e-Tax科目と対応付けできなかった
勘定科目があり、「電子申告時の科目(e-Tax科目への対応付け)」列の背景が赤色と
なっています。(「確認が必要な科目」がX件となっています。)

 システムでは、どのようにe-Tax標準科目への対応付けを行うのでしょうか?
 また、e-Tax標準科目へ対応付けできなかった勘定科目(背景が赤色)は、どうすれば
よいでしょうか?
回答
1.システムでは読み込んだ貴社の勘定科目を、以下の手順でe-Tax標準科目に対応づけます。
(1) 読み込んだ貴社の勘定科目名の揺れを排除します。
  (例)「又は」と「または」を同一とみなすなど

(2) 上記(1)をe-Tax標準科目と比較します。
  ※比較は設定により、完全一致または部分一致で比較します。

(3) 複数の候補がある場合は、読み込んだ勘定科目の階層構造(親子関係)等を基にして、
 一番可能性が高いe-Tax科目に対応付けたうえで、「確認が必要な科目」(背景が赤色)と
 します。
  また、該当候補がe-Tax科目に無い場合は、e-Tax科目に対応付けは行わずに、独自科目
 (〇印)とし、「確認が必要な科目」(背景が赤色)とします。
  ※独自科目は、貴社の勘定科目をそのまま電子申告で使用する場合に使用します。

【重要】
  「確認が必要な科目」(背景が赤色)がある場合は、以下の2の手順で確認を行い、
 「確認が必要な科目」を0件にしてください。
  確認を完了(=「確認が必要な科目」が0件)にしないと、当該レイアウトパターン
 は「指定中」のままとなり、財務諸表等の読込時に当該レイアウトパターンをご利用
 いただけません。

2.e-Tax標準科目へ対応付けできなかった勘定科目(背景が赤色)については、以下の
 いずれかの対応を行います。
(1) 確認の結果、システムが自動で対応づけした結果で問題ない場合は、チェックボックス
 にチェックを入れます。

 (補足)
 ① 該当の勘定科目をダブルクリックして表示される「電子申告時の科目の指定」画面で
  [OK]ボタンをクリックした場合も確認完了となり、チェックボックスにチェック
  がつきます。
 ② チェックボックスにチェックを付けた後でも、勘定科目をダブルクリックして表示
  される「電子申告時の科目の指定」画面で、対応科目の変更が可能です。
 ③ 一括チェックも可能です。
   一括でチェックをつける場合は、「電子申告時の科目(e-Tax科目への対応付け)」列
  のタイトル行のチェックボックスにチェックを付けます。
 
                        参考資料1

(2) システムが自動で対応づけした結果を確認・変更する場合は、該当の勘定科目を
 ダブルクリックします。
  「電子申告時の科目の指定」画面が表示されたら、行いたい内容に応じて、以下の
 いずれかの対処を行います。

 ① 読み込んだ勘定科目をそのまま使用する場合
   「貴社の科目(読み込んだ科目)で電子申告」を選択します。
   e-Tax標準科目に該当する科目が無い場合や、貴社の勘定科目をそのまま使用する
  場合に選択します。

 ② 別のe-Tax科目に対応付けする場合
   「e-Tax科目で電子申告(e-Tax科目への対応付け)」を選択後、「e-Tax科目一覧
  から選択」または「e-Tax科目の検索」タブで、対応付けするe-Tax科目を指定します。
   「eTax科目の検索」タブでは、e-Tax科目をキーワード検索できます。
  (※)[済]が先頭に記載されているe-Tax科目は、既に他の科目に対応付けされている
     ため選択できません。
     (1つのe-Tax科目に、複数の勘定科目を対応付けすることはできません。)

 ③ 電子申告しない場合
   備考、及びコメント等のために電子申告対象でないものは、「電子申告対象外
  (備考、コメント等のため電子申告しない)」を選択します。
  
                        参考資料2
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