ASP1000R(申告書の作成の部)
Q&Aコーナー
  整理番号:0098158
更 新 日:2023/06/26
テーマ 運用管理
質問
 決算月変更等(※)があったため、みなし事業年度を設けて事業年度が1年に満たないです。
 同一年度システムで、複数事業年度の処理が必要なため、年度更新を複数回行う必要が
あります。
 同一年度システムで、複数回の年度更新は可能でしょうか?
 また、可能な場合はどのように行えばよいのでしょうか?
 (※)事業年度が通常期と異なる場合(=みなし事業年度を設ける場合)です。
   例えば、決算月変更や被合併法人の最後事業年度などです。
回答
 可能です。
 同一年度システムで複数の事業年度を処理する場合は、事業年度毎に年度更新を行えます。
(通常は多くても2回となります。)
 ※年度更新は各事業年度で1度のみ行えます。年度更新済みかどうかは、「年度更新先の
  事業年度の期首」のデータが、年度更新先の年度版システムに存在するかどうかで判断
  されます。

【ご参考】12月決算法人が、決算月の変更で3月決算になる場合の例
  同一年度システムで、2回の年度更新を行う例となります。
  前期(令和元年12月期)、当期(令和2年12月期)、及び翌期 (令和3年3月期)の例で
 説明します。
  参考資料1

1.前年度システムから当年度システムへの年度更新 (1回目の年度更新)
  前期(令和元年12月期)から当期(令和2年12月期)への年度更新です。
  当年度システムで行う1回目の年度更新となります。
  更新元を前年度システムの前期の「確定申告」とし、更新先の当年度システムに当期の
 「予定申告」を作成している例です。
  ※年度更新時に選択するシステム年度は、作成先の当年度版(令和2年度版)です。

2.同一年度システム内の年度更新 (2回目の年度更新)
  当期(令和2年12月期)から翌期(令和3年3月期)への年度更新です。
  当年度システムで行う2回目の年度更新となります。
  更新元を当年度システムの当期の「確定申告」とし、更新先の当年度システムに翌期の
 「確定申告」(=決算月変更後のみなし事業年度の確定申告)を作成する例です。
  ※年度更新時に選択するシステム年度は、作成先の当年度版(令和2年度版)です。
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