ASP1000R(申告書の作成の部)
Q&Aコーナー
  整理番号:0089776
更 新 日:2022/05/12
テーマ 運用管理
質問
 複数社を処理する場合に、各社ごとにその会社の全メニューを処理する権限設定を行いた
い。
 設定方法と留意点を教えてください。
回答
1.特定の会社のみを処理するユーザの設定方法
(1) 運用管理システムの[11.ユーザ情報の登録] で、特定の会社のみを処理するユーザを登
 録します。
  利用するシステム:ASP1000R
  処理権限(ASP1000R):「特定の業務」
 
                        参考資料1

<運用管理システムの利用権限の付与について>
 運用管理システムの利用権限も付与する場合は、「運用管理システムの利用」にチェック
をつけてください。これにより、運用管理システムが起動できるようになります。
 この場合の運用管理システムの利用可能メニューの範囲は次のとおりです。
 ①[1.ユーザ情報]のメニュー
  全て利用可能
  (注)利用不可に設定することはできません。
 ②[2.データ管理]の各メニュー
  1)[21.年度更新]、[22.新規DBの作成(複写)]、[23.前期繰越金額の再複写]
   ASP1000Rの[21.業務範囲の設計]と[22.担当業務と担当法人の選択]で利用
   可否を設定できます。
  2)上記1)以外のメニュー
   全て利用不可
   (注)利用可能に設定することはできません。
 ③[3.セキュリティ設定・ログ確認]の各メニュー
  全て利用可能
  (注)利用不可に設定することはできません。

(2) 「すべての業務」が設定されたユーザで、ASP1000Rを起動します。
 (会社、年度、データ区分はどれでも結構です。)

(3) [21.業務範囲の設計] を開きます。
  次の手順で、子会社のみ処理する業務を新たに作成します。
 ①F1登録ボタンをクリックします。
 ②メニュー一覧の「すべてのメニュー」にチェックをつけます。

<運用管理システムのメニューの利用可否の設定について>
 運用管理システムのメニューも利用できるように設定する場合は、メニュー一覧の下方
にある「運用管理システム」にチェックをつけてください。
 なお、運用管理システムを起動するためには、別途利用権限の付与が必要です。また、
利用可否が設定できるメニューは、[2.データ管理]の一部メニューに限ります。詳細は、
上記1の「<運用管理システムの利用権限の付与について>」をご確認ください。

 ③業務名に任意の文字列を入力します。
 ④OKボタンをクリックします。
 
                        参考資料2

(4) [22.担当業務と担当法人の選択] を開きます。
  次の手順で、子会社のみ処理する業務を上記1で作成したユーザに割り当てます。
 ① 該当ユーザを選択します。
 ② F5設定ボタンをクリックします。
 ③ 「業務の選択」で、上記3で作成した業務を割り当てます。
 ④ 担当法人を選択します。
 ⑤ OKボタンをクリックします。
 
                        参考資料3

2.特定の会社のみを処理する場合の留意点
  当該年度版で初めて年度更新を行う場合、特定の会社のみを処理するユーザでは、
 年度更新できません。「エラー:処理可能な法人が登録されていません。」が表示された
 場合は、まず、すべての業務の処理権限を持つユーザで1社年度更新を実施してください。
  その後は特定の会社のみを処理するユーザでも年度更新が可能になります。
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