年度更新は、年度更新時点に作成されている複写元(確定申告等(※))の法人税や
地方税の税額等が、翌期の複写先のデータに引き継がれます。
(※)確定申告や修正申告
そのため、年度更新以降に確定申告等のデータを修正された場合、実際の申告時の
税額等が、既に年度更新で引き継がれた前期実績の税額等と異なることになります。
(前期実績が異なるケースのイメージは、
こちらをご参照ください。)
ご対応方法は下記となります。
【ご対応方法】
1.前期実績の税額等を手で修正する方法[原則]
前期の確定申告等から前期実績の税額等を再連動することができないため、
お手数ですが、実際の前期確定税額を入力し直してください。
2.予定申告データを削除する方法
原則的には上記1のご対応となりますが、地方税の申告先が多く、手で修正するのが
現実的に難しい場合で、他に当年度のデータを作成していない場合に限り、個別処理に
よる予定申告データの削除ができる可能性がございます。
予定申告データは個別処理でのご対応となるため、必要な場合は弊社の営業担当まで
ご相談をお願いします。
弊社側で、予定申告データの個別処理が可能か確認させていただき、可能な場合に
限り予定申告データを個別処理で削除させていただきます。削除後、再度、前期の確定
申告等から年度更新を行っていただき、予定申告データを再度作成してください。
【ご注意】データの削除について
システムではデータの削除は行えません。
データの削除以外に対処方法が現実的にないケースで、データの削除が行える状況の
場合に限り、個別処理によるデータの削除が可能です。
データの削除を行う場合は下記の注意点がございます。
①削除したいデータ(処理区分)が一つでも、当該年度のデータ全てが削除されます。
例えば、予定申告データだけ削除したい場合でも、当該年度で既に作成済みの
月次試算・四半期試算のデータなど当該年度の作成済みデータが全て削除されます。
②グループ利用(複数法人利用)の場合、当該年度の全法人のデータが削除されます。
例えば、子法人の予定申告データだけ削除したい場合でも、同グループの他の法人
で既に作成済みの当該年度のデータが全て削除されます。
そのため、個別処理でデータの削除を行えるのは、進行事業年度で初めてデータを
作成した場合に複写元を間違えられたケースなどに限られるため、基本的にデータの削除
は個別処理でも行うことができかねますことご了承ください。