ASP1000R(申告書の作成の部)
Q&Aコーナー
  整理番号:0110915
更 新 日:2024/11/06
テーマ 地方税
質問
 誤って[見込納付額確定(複写)]ボタンをクリックし、地方税WSに見込納付額を複写して
しまいました。そのまま再度計算を行ったため、第6(20)号様式の「差引」欄の税額が0円と
なり、納付書の作成画面を開くと、「申告計算結果」欄も0円と表示されます。
 見込納付額を削除し、見込納付額確定(複写)を行う前の状態に戻すにはどうしたらよい
でしょうか?
回答
 見込納付額の削除方法は2つあります。
1.各税目(各割)の見込納付額を空値(=空欄)で複写(一括上書き)する方法
2.各税目(各割)の見込納付額を直接削除する方法
 ※「733.都道府県税の納付書の作成」「734.市町村民税の納付書の作成」の「納付額」
  欄の金額を、[申告計算結果]欄の金額と異なる金額としている場合は、上記2の削除方
  法を行ってください。
  例えば、システムで算定した第6(20)号様式の税額より少し多めに見込納付するため、
  [納付額]欄を[申告計算結果]欄より大きい金額に修正している場合などです。

 具体的な削除手順は、以下のとおりです。
1.各税目(各割)の見込納付額を空値(=空欄)で複写(一括上書き)する方法
(1) 都道府県税の処理
 ①「733.都道府県民税の納付書の作成」を開きます。
 ②「申告区分等の入力」で、「法人道府県民税」と「法人事業税等」の申告区分を
  「その他(見込)」とし、[OK]ボタンで閉じます。
 ③都道府県の一覧画面で、[F6税額再複写]ボタンをクリックします。
  これにより、各提出先都道府県の上記②の各税目(各割)の[納付額]欄は、空値(空欄)に
  なります。
 ④都道府県の一覧画面で、[見込納付額確定(複写)]ボタンをクリックします。
  これにより、地方税WSの都道府県民税、事業税、特別法人事業税の各税目(各割)の
  「見込納付額」欄の金額が、空値(空欄)に上書きされます。
   参考資料1

(2) 市町村民税の処理
  上記(1)と同様の処理を、「734.市町村民税の納付書の作成」で行ってください。

2.各税目(各割)の見込納付額を直接削除する方法
  地方税WSの各税目(各割)の「見込納付額」欄の金額を削除してください。
  なお、「332-2(441-2).地方税ワーキングシートの入力」の「都道府県・市町村民税」
 タブの[市町村民税/第20号様式:税額計算基礎]WSや[都道府県民税/第6号様式・同別
 表4の3:の税額計算基礎]WS、「事業税」タブの[事業税/第6号様式:事業税の税額計算
 基礎]WSや[特別法人事業税/第6号様式:特別法人事業税の税額計算基礎]WSで以下の
 設定にすることにより、「見込納付額」欄を削除しやすくなります。

(1) これらのWSを開く際に表示される[入力方法の選択]画面(※1)で、「対象都道府県の
 表形式による主要項目一覧入力」(「対象市町村の表形式による主要項目一覧入力」)を
 選択します。
  ※1一覧画面の[一覧入力]ボタンから[表形式による主要項目一覧入力]画面を開くこと
   も可能です。
  参考資料2
(2) [F6横入力](※2)ボタンをクリックし、横入力に変更します。
  1明細目の[見込納付額]欄をクリックして金額を削除し、Enterキーで2明細目の同欄
 に移動して金額を削除します。
  同様の作業を最終明細まで繰り返します。
  ※2[F6縦入力]と表示されている状態が、横入力になっている状態です。
   参考資料3
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